〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
清澄白河 原田(東京・清澄白河)
2024年5月、清澄白河駅から徒歩1分ほどの場所にあるビルの3階に、洗練された日本料理とこだわりのそばのコースをカウンターでゆったりと楽しめる「清澄白河 原田」がオープンしました。店主の原田 泰貴氏は辻調理師専門学校卒業後、日本料理「神谷」に19年勤務し、日比谷の人気日本料理店「そばがみ」では料理長として腕を振るってきました。その後、築地で今勢いにのっている、予約の取りにくい寿司店「築地 すし Omakase」に1年勤務し、独立。現在に至ります。
以前から独立を考えていてタイミングが合ったことから、自身の住まいからも近く、歴史的な魅力と現代的な進化が融合する清澄白河に店舗を構えることに。
店内はシックで落ち着きのある大人の雰囲気。三島まで出向いて選んだという、ナチュラルな存在感のあるクスノキのカウンターは、淡い色調と独特の木目が気に入ったのだそう。目の前で料理が出来上がるライブ感のあるアイランドキッチンを囲むように配置された客席は、カウンター12席です。
メニューは「おまかせコース」14,300円のみで、季節の食材を贅沢に使った日本料理とこだわりの手打ちそばが堪能できます。手の込んだ料理の数々は、どれもこれもお酒がすすむものばかり。訪れた人たちからは、旬の食材を使った逸品が楽しめる、唐墨の和えそばが絶品、とすでに高い評価を得ています。
最後の締めにはこだわりの手打ちそばを2種類味わえます。香りが良くのどごしも良いそばは、お腹いっぱいでも平らげてしまうおいしさ。
21時以降は「おつまみとお蕎麦セット」(3,300円)も用意しているので、2軒目としても利用しやすいですね。ソムリエ厳選のワインと日本酒も1,000円からあるので、ぜひ料理と一緒に楽しんでください。
洗練された空間で多彩な日本料理とおいしいそばを堪能できる「清澄白河 原田」。落ち着いた大人の時間を楽しみに、足を運んでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『原田さん渾身の品々が、客の面前で披露するパフォーマンスを交えて供される。
それぞれに食材や調理法の丁寧な説明も添えられる。
「唐墨とミモレット オリーブオイルで和えた更科蕎麦」
茹で上げた更科そばをオイルで和えた上に、細かに砕いた唐墨と、こちらも陸の唐墨と呼ばれるミモレットを削ったものがたっぷりと盛られている。
色も似ているような個性的な2つがオリーブオイルによりうまく手を結び、それが蕎麦に絡むことで絶妙な味わいを生んでいる。
唐墨を使った蕎麦は方々で見かけるが、こちらは白眉の美味さ。
一度体験すれば、また訪れたいという気持ちを抱く客は多いと思われる。
私も季節を変えて是非再訪したい』(蓼喰人さん)
『東京ミッドタウンの、そばがみのシェフだった原田さんが新しく独立したお店です。
お料理、勿論お蕎麦もさることながら、お酒のレパートリーも素晴らしいです。
今後に大いに期待しております』(taizan_jpさん)
※価格は税込。