〈遠くても食べたい味〉
年間の外食は1,500軒以上! 令和のグルメ王、浜崎龍がわざわざ旅をしてでも行く価値があるお店を紹介します。今回は、京都にあるユニークなそば店「茶寮哲心」です。
教えてくれる人
浜崎龍
グルメメディア「TERIYAKI」や国内最大規模のグルメオンラインサロン「TERIYAKI美食倶楽部」の運営を行う、テリヤキ株式会社の代表を務める。大学生時代から幅広く食べ歩きを行い、ラーメンから高級フレンチまで年間1,500軒以上も飲食店を巡り歩く。ジャンル問わず、日頃全国の「おいしい」を求めており、北海道の端から沖縄、はたまた世界中まで飛び回る。レストランとのイベント企画も手がけ、飲食に対する新たな可能性を日夜見いだす。メディア掲載、マガジンハウス「Hanako」など。
茶寮哲心
宮崎で40年以上愛され続けてきたそば店「そばや哲心」が、京都に新しくお店をオープンしました。「茶寮哲心」と名付けられたこの店舗は、オーナーの母の実家をリノベーションした空間で、朝、昼、夜とそれぞれ違うスタイルで営業しています。
「そばや哲心」は、パルミジャーノチーズとオリーブオイルを使用したそばで一躍有名に。
宮崎県内だけでなく、全国各地からそばを求めて訪れる人が後を絶たない人気店として知られています。
京都の「茶寮哲心」では、その名物メニューであるパルミジャーノチーズのそばはもちろん、他にも数種類のそばメニューを用意。使用する食材は、長野県安曇野市産のそば粉、鹿児島県枕崎市産の鰹節など、こだわり抜いた逸品ばかりです。
店内は、カウンターや壁面の和紙、金屏風の絵、椅子など、細部までデザインにこだわった洗練された空間。日本中探してもこのような環境でそばを味わえる店は他にないのではないでしょうか。
さらに、「茶寮哲心」ではそばを使用したフィナンシェなども提供。そばの魅力をさまざまな形で楽しめるのも、この店舗ならではの特徴です。
宮崎で長年愛されてきた「そばや哲心」の味を、京都の洗練された空間で堪能できる「茶寮哲心」。今後ますます人気が高まることが予想されるので、まだ訪れたことがない方はぜひ一度足を運んでみてください。素材へのこだわりと美しい店内で、特別なそば体験ができるはずです。