〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
TEL AVIV(京都・烏丸御池)
2023年12月、烏丸御池駅から徒歩5分ほどの場所に、本場のスパイスを使用したイスラエル料理を提供する「TEL AVIV (テル アビブ)」がオープンしました。日本在住17年の明るいイスラエル人オーナーのお店。オーナーは来日してから色々な仕事をしてきましたが、一念発起してイスラエル人シェフに弟子入りし、料理を学んできました。清水五条にあるイスラエル料理店「Gojo Paradiso」という店を任されていた時に、料理や接客などがとても好評だったため、独立しようと思ったそうです。
店名はイスラエル最大の都市の名前で、ヘブライ語で「春の丘」という意味があるそう。店舗は、アクセスが良く食に対して冒険する方が多いのではないかと思ったため、この場所に出店を決めたそうです。店内はビンテージ感のある赤を基調とし、店のロゴにもなっているハムサ(手の形をした中東の魔除け)やイスラエルの地図、イスラエルのアートが至る所にあり異国情緒あふれるおしゃれな空間になっています。店内には1階に1人でも立ち寄りやすいカウンター席6席があり、2階にテーブル席が12席あります。
看板メニューの「シャワルマ」880円は、熱々のグリルパンで提供するスパイスの利いたジューシーなチキン。ボリュームたっぷりでビールにぴったりの味です。
イスラエルの伝統的な料理「フムス(ひよこ豆のディップ)」858円は、ひよこ豆の薄皮を、手間を掛けて丁寧に取り除いているのでフワッフワでクリーミーな仕上がり。低カロリー、高タンパクでビーガンの方にも大人気です。中がポケット状になっている「ピタパン」(1枚・352円)に挟んで食べるのがおすすめ。同店ではスパイシーなひき肉がのった「ミートフムス」1,298円や、香ばしいキノコのソテーがのった「マッシュルームフムス」1,188円も用意しています。
外はカリッと中はフワフワのひよこ豆のフリッター「ファラフェル」935円もおすすめで、クミンやコリアンダーなどのスパイスが良いアクセントになっています。パセリやパクチーなどのハーブをふんだんに使っているので、中は綺麗な緑色。「タヒニ」というゴマのソースとの相性は抜群です。
他にも、スパイシーなトマトソースとトロトロの半熟卵がたまらない「シャクシューカ」825円や、こんがり揚げたなすとピクルスの酸味、ゆで卵のコク、タヒニソースのまろやかさが合わさった、後を引く味わいの「サビーク」935円など、イスラエルを感じられる料理が豊富にそろっています。
ランチタイムには、フムスとメゼという中東の前菜や、ファラフェル、サラダをピタパンと楽しむビーガンメニュー「フムスプレート」1,500円と、シャワルマとメゼ、サラダにライスが付いた「シャワルマプレート」1,600円を用意。どちらも野菜たっぷりで栄養バランスが良く、ボリューム満点の満足度の高いランチプレートになっています。
5坪というコンパクトなお店ですが、空間をうまく活かし、まるで友達の家で飲んでいるような距離感で楽しめるイスラエル料理店。本場の味を堪能しながら、帰る時にはハッピーな気持ちになれる魅力的な新店です。
食べログレビュアーのコメント
『■注文したもの
フムスランチプレート
◆感想
フムスは中東料理の代表料理ときき初めてみたのでどう食べるかわからずに
まずは載せてたべてみたけれどあまり載せれなかったので
違うような気がしてお店の人に尋ねると、ピタの間に切れ目があり
そこにフムスを挟んで食べるといいよと教えてもらいました。
初めて食べたのですごく新鮮でありながらすごく美味しく幸せに。
フムスをピタに挟まずに食べると独特の味で食べづらいのに
ピタに挟むとマイルドになって美味しく心地が良い
何よりイスラエル料理で店員は本場の人
身構えることなく店員さんの流暢な関西弁
材料は輸入しているので本格的なイスラエル料理が
手軽に味わえるというのが素敵です』(みろるグルメさん)
※価格はすべて税込。