〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
BEAVER BREAD BROTHERS(東京・虎ノ門)
2023年10月、東京メトロ日比谷線・虎ノ門ヒルズ駅、銀座線・虎ノ門駅に直結する商業施設「虎ノ門ヒルズ」B2Fにオープンした「BEAVER BREAD BROTHERS」は、東日本橋に店を構える「BEAVER BREAD」の姉妹店です。
店内中央の太い柱に描かれたお店のアイコン、ビーバーがお出迎えをしてくれます。
ブーランジェシェフの割田健一氏は、1977年生まれの埼玉県出身。高校卒業後、パン職人の道を進み、2007年には世界最高レベルの製パンコンクール「モンディアル・デュ・パン」第1回の日本代表に選抜されます。2011年に「銀座レカン」のブーランジェシェフに就任。2017年の退職を機に東日本橋に「BEAVER BREAD」をオープン。2022年には同エリアに姉妹店のカフェ&ビストロ「bouquet」をオープンさせました。
3店目となる虎ノ門店は、既存の2店舗両方のエッセンスを取り入れたお店を目指しているそう。昼間はベーカリーとして、夜はパンと一品料理をつまみながらお酒を楽しめるバー営業を今後予定しているとのこと(※バーのオープン時期は未定です)。
パンの陳列台の奥には、オープンキッチンが広がります。パン職人が目の前でパンを仕込む様子や、パン職人との会話を楽しむこともできる、ライブ感のあるレイアウトになっています。
おすすめは、虎ノ門店限定商品の「クー」(250円〜)。プレーン、レーズン、トマト、コーヒー、栗の全5種のフレーバーを用意しています。希少な北海道産ハルユタカの中でも小麦の中心部分だけを使用した真っ白な1等粉を使用。お米で例えるなら日本酒の大吟醸に使われるような、精製度の高い粉を使ったパンは、ほのかな甘みがあってどんな料理にも合う飽きのこない味わいです。表面はパリッと、中はふかふかもっちり。日本のパン屋さんで親しまれてきた白パンをアップデートした自信作だとか。
ちなみに、商品名の「クー」はフランス語で「しっぽ」という意味。ビーバーの丸い尻尾をイメージしているそうです。
フィンランド風に焼き上げた「シナモンロール」(460円)は、スタッフの間でも評判の高いメニュー。シナモンのほか、清涼感のあるカルダモンを練り込んだ生地や、アイシングではなくパールシュガーをトッピング。巻いた生地を横に寝かして潰して焼き上げる形も独特です。現地では「korvapuusti(コルヴァプースティ)」と言って「つぶれた耳」という意味を持っているのだとか。
表面のさっくり感と中のもっちり感、トッピングのパールシュガーのカリカリ感が絶妙な食感のハーモニーを生んでいます。食欲を引き立てる芳醇なスパイスの香り。コーヒーと一緒に楽しみたくなる一品です。
店内にイートインスペースはありませんが、お店の入口を出てすぐのスペースをはじめ、同フロア内にはフリーのイートインスペースがたくさんあります。どの時間帯に訪れても、購入してすぐに食べられるので、忙しいオフィスワーカーにもおすすめ。
また、店内にはパンのほか、焼き菓子やジャム、オリジナルグッズの販売もあり、手土産が見つかりそうです。
メニューや営業形態もこれからどんどんアップデートしていくとのこと。今後が楽しみで仕方ありません。
食べログレビュアーのコメント
『当日の店内には、割田 健一氏がおられましたのでビックリしつつ
お話を伺ってみれば、今後は虎ノ門にずっとおられるとの事で、
ここがビーバーブレッドグループの旗艦店になるんでしょうね(嬉
■ふわもちベーグル 300円
表面に軽い甘さがありますが、ベーグル本来のモッチリ感が 殆ど無い面白い商品ですね
■ミルクフランス 330円
表面カリカリのバゲットも挟まれたクリームも、他店とは 一線を画す、「ビーバーブレッド」さんらしい美味しい商品です♡
■クロワッサン 330円
初めて購入しましたが、断面は大好きなハチの巣状で、ちゃんとしたお仕事振りは、流石であります !
■パンドミ 440円
そのままでも、トーストしても、間違いなく美味しい商品です(苦笑
ご馳走様でした』(ゆっきょしさん)
『初日に行ったおかげで入場待機列も報道陣の数も凄まじく、注目されていることがよく分かりました。
店内はまるでビーバーの巣(?)のような円柱の形をしており、パンが並んでいる奥には厨房が見える構造になっています。
オープンの時間からしっかりパンも揃っていました。
可愛い手提げ袋も無料でつけてくださいます‼︎
⚫︎クランベリーと苺のWベリー 330円
→生地の見た目からしてしっかりハード系と思いきや、かみごたえは硬すぎず、内側もふんわりめ。クランベリーはよくパンでも使われますがイチゴはなかなか見かけません。
酸っぱ目のクランベリーと甘いイチゴチョコが合わさることでなんとも幸せになれるハードパン。ベリーの香りと酵母の香りが混ざり合うことで、奥ゆかしさも生まれています』(くちるさん)