〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

麺房 鶏くらふと(大阪・緑地公園)

とよつね
鶏のおそば(醤油)950円   出典:とよつねさん

2023年8月、緑地公園駅から徒歩4分ほどの場所に「麺房 鶏くらふと」がオープンしました。店主の北林氏は淡路駅そばにある人気ラーメン店「縁乃助商店」で店長を務めていた経歴の持ち主。学生時代にさまざまなラーメン店でアルバイトを経験し、大学卒業後「縁乃助商店」に入ってからは、系列店の立ち上げやイベントに携わってきた、根っからのラーメン好きです。機が熟し、独立ということで、ラーメン好きの方たちから早くも注目を集めています。店名は「創造したものを形にする」というお店の理念から、手作りやものづくりの意味を持つ「CRAFT」を、形が可愛らしい平仮名にしたそうです。

まゆげるげ
出典:まゆげるげさん

コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュな店内には、L字形のカウンター10席と2名用のテーブルが5卓あります。清潔感があり、女性1人でも入りやすい雰囲気です。

まゆげるげ
濃厚なおそば(醤油)1,000円   出典:まゆげるげさん

同店ではこだわりの2種類のスープを用意。清湯スープは徳島県産阿波尾鶏をベースに、時期に応じて3種類のガラを使用し、長時間かけ丁寧に炊いています。仕上げには道南産昆布や鯖節など5種類の乾物を使用し、奥深い味わいです。白湯スープは、モミジや手羽先、鶏ガラ、鶏ミンチを6時間かけて炊いていて、鶏本来のうまみが詰まっています。コラーゲンもたっぷり。

麺は北海道産小麦の「春よ恋」を主軸にした全粒粉入りの自家製麺。しなやかで弾力と香りがあり、スープとの相性も抜群です。

グッちゃーん
鶏のおそば(醤油)950円   出典:グッちゃーんさん

メニューは、濃厚で口当たりの良いスープが自慢の「濃厚なおそば」(醤油・塩)1,000円、鰹昆布水が決め手の「鶏と鰹のおつけそば」(醤油・塩)1,050円、白湯スープに魚介のうまみが加わった「濃厚なおつけそば」(醤油・塩)1,050円、自慢の清湯スープの「鶏のおそば」(醤油・塩)950円、濃厚なスープに芝麻醤を合わせた担々麺「ごまのおそば」(こってり・あっさり)1,000円、親鳥の深みと香りの強い脂をゆっくり抽出した油のみ使用した「親鶏の鶏油おまぜそば」1,000円と、多彩です。

rena.w.helix
塩釜ちゃーしゅートッピング   出典:rena.w.helixさん

毎日開店時間に合わせて焼き上げる10食限定のトッピング「塩釜ちゃーしゅー」300円は、クオリティが高く、あれば必食の一品です。分厚く、ジューシーで、噛むたびに肉のうまみが溢れ出ます。

す〜さん!
鶏油和え玉   出典:す〜さん!さん

他にも20個限定の「燻製味玉」150円、「鶏油和え玉」200円があり、「鶏油和え玉」は味がしっかりしていて、そのまま食べても、スープにつけてもおいしいと人気です。サイドメニューには「豚角煮丼」500円や「ちゃーしゅー丼」400円などもあります。限定メニューも登場するので、気になる方はお店のInstagramをチェックしてみてください。

経験豊富な店主が作るラーメンは、魅力的なメニューが多く、これから益々人気が出そうな新店です。

食べログレビュアーのコメント

ぺろんちょちゃん
濃厚なおそば(醤油)   出典:ぺろんちょちゃんさん

『最近鶏白湯とか鶏系が多いですが、僕はこのお店と似たお店にはまだ行ったことがありません。
鰹と昆布かな?鶏ベースとのバランスが良くて、とても美味しかったです。
魚粉が強かったりなど、お店によって様々ですが、ここまでどの味もしっかりと必要だと思わせるバランスは見事だなと思いました。
私は初見なので濃厚なおそば(醤油)をいただきました。1000円とありますが、しっかりとしたメンマ、3種のチャーシューと、ちょっと安いのでは?と思うほどの満足感でした。3種のチャーシューも、それぞれ燻製されており、僕はぶつ切りの鶏肉が1番美味しくおもいました。とても、丁寧に作られた一杯です。

その他にトッピングの・燻製煮卵(20個限定)
・唐揚げ ・チャーシュー丼と頂きました!
唐揚げはアッサリしていて、私好みの味でした。
店員さんも笑顔で元気よく、凄く清潔感のある、綺麗なお店でした。
店主さんも、大柄な方からは想像できないほどの本当に繊細な一杯でした。チャーシューの燻製などたぶん、手間をかけてはるなぁ〜と思います。
他のメニューも全部食べていきたいとおもいます』(ぺろんちょちゃんさん)

Ribot
鰹と昆布のおつけめん   出典:Ribotさん

『さて濃厚な鶏白湯醤油が抜群、という評判は聞いていたもののあまりの暑さに断念して「鰹と昆布のおつけめん」注文。ちまたで大流行りの「昆布水つけ麺」の変化球タイプですな。上位互換というわけではないだろうが手を加えているのは好感。

鰹節は燻製香、酸味いずれも控えめで麺の薫りを阻害することなく膨らませている。最初は麺だけ、塩をつけてとのことだが鰹昆布水に塩入れてそのまま平らげたいくらい完成度が高い。

ダシも鶏のうまみが程よく出て、鰹昆布との掛け合わせはまさにニックス。つけ麺の偉いところは毎回ダシに浸る量が一定ではないため食べても飽きないところにもあると思っている。そのまま食べてもうまい昆布水系ならなおさらで、ここもたっぷりつけたりチョン漬けしたりと表情を変えながら楽しめた。もちろん締めの鰹昆布水割まで最高。

当たり前のことを高いレベルでキチっと詰めている感想。ヌルっとして麺が掴みにくいので箸先はしっかり加工が入っているし、超のつくレヴェルで万人受けしそうなブライテストホープ』(Ribotさん)

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤明日香