〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

欧風土鍋カレー近江屋清右衛門（京都河原町駅）

2023年8月、京都河原町駅から徒歩5分ほどの場所に、丸太町で14年間営業していた「欧風土鍋カレー近江屋清右衛門」が、移転オープンしました。創業250年以上の京漬物の老舗「総本家近清」がプロデュースした、地元食材を使った大人の欧風カレー専門店です。同店は「総本家近清」の10代目がカレー好きで、米問屋であった初代が京都で漬物屋を始めたように「京都で愛されるカレー屋を作りたい」と、開業。ブレンドしたカレー粉とさまざまな食材のエッセンスが溶け合ったブイヨン、「京の肉」「京都ぽーく」等の地元食材を使った欧風カレーを提供しています。母体が漬物屋なので、添えものの漬物もカレーにぴったり合うものをセレクトしています。

新店舗は、京都最大の繁華街である四条河原町からもアクセスしやすい場所。モダンなインテリアが彩る店内は、温かく落ち着きのある雰囲気です。一人でも食事がしやすいカウンター席と、家族や、カップル、友人同士などグループで利用できるテーブル席があり、幅広い層がくつろいで過ごせる空間になっています。

看板メニューの本格欧風カレーは、肉や野菜をじっくり煮込み、水分と甘みを引き出すため、玉ねぎは弱火で丁寧にソテーし、ブイヨンを1日かけて作っています。うまみたっぷりのブイヨンに、20種類以上のスパイスを使った店内焙煎のスパイシーなカレー粉を加え、2日間炊きあげ、数日寝かしてまろやかなルーが完成。同店ならではの香りの良いフレンチベースのカレーは土鍋で提供されるため、最初から最後までアツアツの状態で楽しめます。

一番人気は口の中でほどけるほど柔らかい牛バラ肉を使った「牛バラ肉のデミグラス煮込みカレー」1,450円。とろとろの牛バラはそのまま食べてもおいしく、カレーソースと合わせることで素材の良さが引き出された、欧風カレーだからこその味わいです。

「京の肉赤ワイン煮込みビーフカレー」1,680円は、京都府内で一定基準の品質を満たした肉だけが認定される「京の肉（京都丹波・亀岡産黒毛和牛）」を採用。繊維が細かく舌触りの良い肉質が特徴で、甘みと深いうまみを堪能できます。また「京の都もち豚」を100％使用した「京の都もち豚ハンバーグカレー」1,650円は、ビーフハンバーグよりも柔らかくジューシー。ふっくら優しい味わいで、カレーとの相性も抜群です。

他にも「6時間煮込んだ煮豚と温玉のカレー」1,420円や「京都ポークのロースカツカレー」1,420円など多彩なメニューが揃っています。同店ならではの数量限定「京漬物と京都ポークのキーマカレー」1,380円は、3種類の京漬物とキーマカレーを混ぜながら食べるユニークな一皿。漬物の食感とほどよい酸味がカレーのおいしさを引き立てます。幼児～小学校低学年ぐらいのお子様には「お子様カレー」780円も用意しています。

ご飯の量は大、中、小から、カレーの辛さは中辛と辛口から選べ、激辛は＋100円、超激辛は＋200円です。ルー大盛りは200円。ランチタイムは＋230円でドリンクセットに、＋280円でサラダセット、＋450円でドリンク＆サラダセットにできます。

他では食べられない、老舗漬物店の作った日本人好みのまろやかなカレー、京都観光のランチにもおすすめです。

食べログレビュアーのコメント

『ここのお店定番の牛バラのデミグラス煮込みカレーを注文！1450円！ライスは小にしました！
ライスは大中小どれを選んでも同じ金額みたいです！
最後に食べに行ったのが丸太町のお店閉店前の5月の初旬だったので、約3ヶ月ぶりに食べましたが、美味しすぎました！お肉もスプーンでほろほろと食べれるし、何よりルゥがとても美味しかったです！
丸太町の時より更にバージョンアップされてるようにも思えました！レトルトも売ってるみたいで今回買いそびれましたが、また次回購入したいです！
文句なしの味でした！ご馳走様でした！』（ぴっぴ0711169081さん）

『●６時間煮込んだ煮豚と温玉カレー

ルウとライスが別々の器に入ったタイプのカレーです。
土鍋に入ったカレーのルウは、ぐつぐつと煮立っていました。

長皿には、ごはんと大きな煮豚、それに温玉が乗っていました。
さっそく、ルウをご飯にかけて味わいます。
香味野菜や牛肉、鶏ガラなどを使ったフレンチベースの欧風カレー。
コクがあって、香味野菜がフルーティーに溶け込んでいます。
食べ進めると、後から少しだけ辛くなる感じです。

トッピングされている煮豚は、スプーンで押すと、ホロリと崩れる感じの柔らかさです。
お肉の断面がピンク色になっていて、低温でじっくりと火入れされていることが伺えます。
とても柔らかくて、旨味が詰まった豚肉です。
新店舗にするにあたって、お肉のサイズを少し大きくしたそうです。

温玉は、ドロリとして滑らかな食感。
後からじわりとやってくるカレーの辛さを少しマイルドにしていました。

ペロリと完食です(^-^)
スパイスが複雑に絡み合っていて、標準的な日本人が好みそうな美味しいカレーでした』（comotanさん）