〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
BOX BURGER 箱根湯本店(神奈川・箱根)
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2023/08/image0-1024x682.jpeg)
「BOX BURGER 箱根湯本店」は、ボリューム満点の本格ハンバーガーが自慢の「BOX BURGER 宮城野本店」の2号店です。場所は、箱根湯本駅から徒歩8分。メイン通りから奥に入ったところに位置する、隠れ家風のハンバーガー店です。
温泉宿と和食屋を営んでいた築70年の古民家を、デザイナーの手でリニューアルし、外国人観光客にも喜んでもらえるハンバーガー店としてオープンしました。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2023/08/IMG_8906-1024x683.jpg)
コンセプトは千利休が茶道の心得を表現した禅語「和敬清寂」。「考えが違う人々が一緒に生きるためには、お互いに尊敬し合わなければならない」という意味だとか。
静かな和の空間と対極的なボリュームのあるハンバーガー。「和」と「洋」が絶妙なバランスで表現された空間は、訪れる日本人や外国人観光客に新鮮さを与えてくれます。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2023/08/IMG_7879-1024x683.jpg)
また、宿内には、箱根を愛した画家・平賀敬の絵画をはじめとするさまざまなアート作品が飾られています。山水の音や草木の擦れる音が聞こえる静かな空間で、ハンバーガーを食べながら贅沢な時を過ごせます。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2023/08/IMG_8909-1024x683.jpg)
オーナーの竹内さや香氏は、33歳の時に大病をし、一命をとりとめたことがきっかけで人生を考え脱サラ、東京で民泊事業をスタート。その後、箱根、芦ノ湖畔で「BOX KITCHEN」「BOX HOTEL」を開業。2019年にハンバーガー店「BOX BURGER 宮城野本店」、そして2023年に2号店となる箱根湯本店をオープンしました。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2023/08/IMG_7952-1024x683.jpg)
順調に店舗を広げる究極のハンバーガーを監修するのは、大統領や皇太子を含む数々の著名人に30年以上料理を提供してきた米国のシェフ、アンドリュー・スパージン氏。
ジューシーなパティは「幻の牛」と称される相州牛を使用し、特注品のバンズは無添加、ソースは手作り、野菜は店内でベジタブルウオッシュを行い、残留物を洗浄してから提供するなど、食感、味、栄養バランスを極限まで考えた食へのこだわりが詰まっています。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2023/08/77D67D25-5137-4AC5-9259-AEE2AF9E3FAB-1024x683.jpg)
一推しのメニューは店名を冠した「BOX BURGER」2,130円と、BOX BURGERに店内で燻製したベーコンと、手作りのオニオンリングを挟んだ「箱根バーガー」2,475円。ボリューミーでありながら、香り、食感のバランスも良く、一度食べると虜になってしまうファンも多いそう。旅の休憩に頬張りたい、大満足の一品です。
![「箱根バーガー」2,475円](https://magazine.tabelog.com/uploads/2023/08/640x640_rect_6e2956dfa903b0624f70c24077d96ee0.jpg)
こちらの「BOX BURGER 箱根湯本店」1階はハンバーガー店ですが、2階は温泉宿「はこの和」として営業しています。3部屋各2名の最大6名までが宿泊できる、知る人ぞ知る隠れ宿として密かな人気を博しているそう。温泉宿になっているとは驚きですね!
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2023/08/room3-8s-1024x679.jpg)
究極のハンバーガーにかぶりつくもよし、美しい和風建築に宿泊して骨を休めるもよし。どちらも、素敵な旅の思い出になることは間違いないでしょう。
※価格は税込