【2017年の感動レストラン】

今年も残すところ、あとわずか。2017年も多くの新店が誕生し、食のトレンド情報が飛び交いました。そこで、最新グルメ情報を熟知した食べログマガジンの執筆陣に、今年一番印象に残ったお店について質問!

 

今回は、ハングリー精神旺盛なミレニアル女子にお答えいただきました。

 

◇プロフィール

ミレニアル女子社長

大学時代の留学経験、そしてIT企業広報時代に培ったネットワークを活かし、20代前半で起業。以来、仕事をバリバリこなしつつ、グルメに対してもハングリー精神旺盛な社長。渋谷区在住の彼女は年間365日、国内外問わず美味しいもの、楽しいことを求めて、食べ歩きをしているという。

Q 2017年で一番印象に残ったお店は?

A 北海道の「リストランテ薫」

全部のお料理が4番バッター級でとにかくダントツに“インパクト”があったお店。同店のシェフ、長谷川さんの食材や料理への愛情と情熱が伝わってくる“心にしみる”イタリアンです。

あとはとにかくセンスがいい。表面的なものではなく、同じメニューをひたすら作り込んでいくというシェフの経験と心の動きから溢れ出る、バランス感覚と独創性が素晴らしいんです。食べ終わった後は、世界が広がるような他では味わえないオンリーワンの料理に脱帽しました。2018年には、シェフが東京へ移転するとのこと。どんな長谷川マジックが繰り広げられるのか? 楽しみでなりません!

Q もう一度食べたい一皿は?

 

A 蝦夷鹿のパン粉焼き


軽く燻製した蝦夷鹿のもも肉をコトレッタにして、小林牧場のチーズとマッシュポテトを合わせた、北海道が詰まった一皿。その土地に来たことを実感させてくれました。また、一つ一つの食材が生きていて、味がパワフルなことに驚かされました。

Q 2018年に行きたいレストランは?

 

A 富山の「ひまわり食堂」

出典:食べ歩き料理勉強中。さん

 

富山好きの食通の間で話題のイタリアン。地元の食材を使った手打ちパスタや炭火焼きのお肉がとにかくすごいと聞きました。富山の名店「レヴォ」の谷口シェフも太鼓判の豪快!な男のイタリアン。盛り上がりがすごいので、来年は富山グルメツアーを組む予定です(笑)。

Q  2018年の気になるフードトレンドは?

A イノベーティブ〇〇

出典:bottanさん

 

近年、一言でジャンル分けできないようなお店が増加し、注目度が上がって来ているように思います。2017年は、王道の中華というよりも少し創作色の強い“イノベーティブ中華”を出す新店が多くの話題を呼びました。例えば、有名中華「開化亭」の息子さんが腕をふるう「チウネ」、初年度にいきなり星を獲得した「茶禅華」など。

 

年明けには、都立大学にあった「チャイニーズレストランわさ」が六本木で再オープンするので楽しみですね。こんな流れから2018年は、中華だけではなく、和食やイタリアン、フレンチなど従来のジャンルの枠にとらわれないような新たな領域のお店「イノベーティブ〇〇」に注目しています。

次回は、あの食通の感動レストランが明らかに。お楽しみに!