〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
Guignol 住吉店(東京・住吉)
2023年3月、住吉駅から徒歩2分ほどの場所にオープンした「Guignol 住吉店」は、フランスから帰国した渡辺好望シェフと植田和宏シェフによる、フランスを感じるレストランです。碑文谷に2月にオープンした日曜限定の間借りレストラン「Guignol」の住吉店で、こちらは土曜日限定の営業となります。碑文谷店は2月の営業日は全日満席という盛況ぶり。こちらの新店舗も人気が出そうですね。店名は、フランスの伝統的な人形劇が由来で、ロゴは渡辺シェフが人形の小物をモチーフに温かみのある雰囲気でデザインしたそうです。
植田シェフは「名古屋マリオットアソシアホテル」や「イノーヴェ」を経て「カルチェラタン」の副料理長に就任。3年間小柳優好氏に師事し、27歳で渡仏しました。
リヨンの「Maison Clovis」や「Maison Marie」で修行し、ミシュラン一つ星店「Auberge de L’ile barbe」にて肉部門とソース部門のシェフをそれぞれ担当していました。帰国後、名古屋で間借りレストランを営業していましたが、一度フランス時代のシェフの開業の手伝いのため3カ月渡仏、帰国後は東京で挑戦してみたいという気持ちが強く、江東区住吉にて再始動することに。
渡辺シェフはソムリエ協会名誉顧問が経営していた「東京グリンツィング」にて5年間修行後、麹町で人気だったワイン食堂「シュエットルージュ」を経て、27歳で渡仏しました。ブルゴーニュの二つ星レストランなどで研鑽を積み、リヨンの一つ星店「Au 14 fevrier」にて3年間副料理長を担当。「Hotel Taggat」で部門シェフを経て帰国し、今に至ります。ソムリエの資格も保有。
美食の街リヨンで腕を磨いた2人のシェフによる、旬の食材を一つひとつ丁寧に調理したバリエーション豊かな料理は、見た目も美しく季節を感じられます。毎月内容が変わるコースは、ランチが3,300円、ディナーは9,000円で、3月いっぱいはディナーが特別価格の8,250円となっています。ディナーは別途サービス料が10%掛かります。ランチは最大8名、ディナーは最大6名で、どちらも3組限定のため、気になる方は早めの予約をおすすめします。
リヨンの息吹を感じながら肩ひじを張らずに楽しめるフレンチ、これから楽しみな新店です。
食べログレビュアーのコメント
『リヨンで活躍していた料理人が新たに日本で開くお店。
オープン初日予約が取れたので突入。
カウンターの間借りキッチンで、場所探しも難航したそうで、営業日数も限られるとの事。
破格の価格でコースが頂け、美味しいワインのペアリングも最高でした』(小日向ラーメンさん)