〈NewOpenNews〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

bistro IZUMY(ビストロイズミー)(東京・幡ヶ谷)

幡ヶ谷は知る人ぞ知るグルメタウン。おいしいもの好きが密かに通っている店があちこちにあります。そんなグルメタウンで注目の店が、2022年12月15日にオープンした「bistro IZUMY(ビストロイズミー)」です。

店舗外観
店舗外観   写真:お店から

シェフの泉 謙介さんはオーストラリア、シドニーで5年間修業。帰国後、クオリティの高い料理と、厳選された世界各国のワインが楽しめると人気のワインバー「神泉 遠藤利三郎商店」で7年間、腕を振るってきました。そして、満を持して独立し、幡ヶ谷で「bistro IZUMY」をオープンしました。

店舗内観。オーク材のカウンターがナチュラルな雰囲気を醸しています
店舗内観。オーク材のカウンターがナチュラルな雰囲気を醸しています   写真:お店から

場所は京王新線「幡ヶ谷」駅と京王線「笹塚」駅のちょうど真ん中ぐらい。席はカウンター8席、テーブル8席の計16席。白い壁とキッチンのブルーのタイルが印象的で、オーストラリアのビーチのように爽やかです。

「いわて牛 肩三角のロースト 黒コショウのソース」4,000円
「いわて牛 肩三角のロースト 黒コショウのソース」4,000円   写真:お店から

料理はフレンチ創作料理。国産の旬のものを中心にその季節で一番おいしい食材をフレンチスタイルで楽しませてくれます。

「フライドポテトIZUMY」1,000円(黒トリュフを追加+1,800円)
「フライドポテトIZUMY」1,000円(黒トリュフを追加+1,800円)   写真:お店から

スペシャリテは、シドニー修業時代、イギリス人とオーストラリア人のシェフから教わったという「フライドポテトIZUMY」。レシピをシェフなりにブラッシュアップし、どこにもない、IZUMYならではの食感を作り出したのだそう。

他にもオーストラリア産仔羊を100%使用したパテや、冬が旬のキンメダイを使い、海老やキンメダイのアラから取っただしで作ったソースを添えた「金目鯛のウロコ焼き ビスクソース」など、ワインと合わせて楽しみたい料理がずらりとそろっています。

「富山県名物『大門素麺』の冷製ボンゴレ・ビアンコ」 1,800円
「富山県名物『大門素麺』の冷製ボンゴレ・ビアンコ」 1,800円   写真:お店から

〆の一品として人気なのが「富山県名物『大門素麺』の冷製ボンゴレ・ビアンコ」。シェフが焼肉店で供される冷麺にインスパイアされて生まれたメニューだそう。大門素麺とは、富山県砺波市大門で江戸時代から作り続けられている手延べ素麺で、強いコシと、ツルツルとした喉ごしが特徴。その素麺をボンゴレ・ビアンコに仕立て、麺をアサリの旨みに満ちたスープと共に味わう冷たい麺料理に仕立てました。

ワインのラインアップ一例
ワインのラインアップ一例   写真:お店から

ワインはオーストラリアのワインを中心とした幅広い品ぞろえ。グラスはナチュラルワインがメイン。シェフとオーダーした料理に合うワインについて語り合うのも楽しいひとときとなるでしょう。

日本の食材としっかりと向き合い、丁寧に作られた料理の数々。新しいセンスを感じさせてくれるビストロとして大いに注目を集めそうです。

食べログレビュアーのコメント

『大門素麺の冷製ボンゴレビアンコをはじめとして、独創性のあるメニューが揃ってます。
デザートに至るまでちゃんと直前に仕上げてくる丁寧な仕事が光ります。
フライドポテトもスペシャリテであり、時間を掛けて創り出した、皮面と中身の食感のコントラストが素晴らしい。
幡ヶ谷と笹塚の間に位置するが歩いて入店する価値大いにありなお店です』(takamacさん)

かめ.com
「ツブ貝とジャンボなめこのパセリバター焼き」1,300円   出典:かめ.comさん

『シェフが修行していたAustralia Sydneyと出身地の富山県のエッセンスが散りばめられた素敵なお料理たちはどれも本当に美味しかった。
なんといっても〆に食べた富山県産大門素麺を使った冷製ボンゴレビアンコ。
温かいものばかり食べるこの時期だからこその一品で秀逸でした』(かめ.comさん)

※価格はすべて税込。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子