暑い季節もさっぱり爽やかに楽しめる限定鍋

夏野菜と沖縄産豚肉を楽しめる「塩レモン鍋」(1人前2,200円、写真は2人前)

暑い夏でもさっぱりとした鍋を楽しみたいなら「塩レモン鍋」だ。こちらは春から夏限定メニューとして登場する。鶏ガラ、豚足、コンソメから取ったスープに、スライスしたレモンがたっぷり!

ヤングコーンやズッキーニなどたっぷりの夏野菜が具材に使われる

豚肉は沖縄で育てられたブランド豚「まーさん豚」のバラとロース。柔らかでほのかな甘みを感じる脂身が特徴だ。まずはしゃぶしゃぶのように豚肉をスープにくぐらせ、肉本来のおいしさを堪能しよう。

 

本郷さん

レモンの酸味とスープの旨味のバランスがすばらしく、暑い季節でもさっぱりといただけます。お鍋の具材には珍しいヤングコーンの歯応えも楽しい。レモンは煮詰めていくと苦みが出てきて、少し大人の味わいに変化します。好みのタイミングで取り出してください。

煮るほどに豚足から旨味が溶け出す! 見た目もインパクト大の看板メニュー

鍋の中央に豚足が鎮座する「旨味トリトン」(1人前1,870円、写真は2人前)

本郷さんがこの店に通うようになったきっかけとなった鍋がこの「旨味トリトン」。スープは基本となる鶏ガラ、豚足に加え、形がなくなるまで野菜を煮込んで作り上げ、醤油で味を調える。この手間暇かけたスープの中央には、表面を焼いた豚足が。

豚足は好みのタイミングで取り出し、そのまま食べてもいい

具材は豚足以外に「まーさん豚」のバラとロース、そしてたっぷりの野菜。「豚足は一緒に煮込み、崩しつつほかの具材を食べてください」と武田さん。そうすることで豚足からスープへとさらに旨味が抽出されるわけだ。

 

本郷さん

鶏ガラ、豚足、野菜の旨味がたっぷりのスープに、さらに煮込んだ豚足のコクが追い打ちをかけてきます。〆のタイミングには濃厚な旨味スープのできあがり! トロトロになるまで煮込んだ豚足にかぶりつくのも楽しいですよ。食べやすいようにハサミでカットもしてくれます。〆は沖縄そばかカレーチーズリゾットがおすすめ。

まろやかスープが主役を引き立てる、モツとモチの夢の共演鍋!

白味噌と豆乳のスープで味わう「モチつモツ鍋」(一人前1,870円、写真は二人前)

最後に紹介するのは新鮮なモツがたっぷり楽しめる「モチつモツ鍋」。このユニークなネーミングの通り、薄切りのモチでモツやニラなどの具材を巻いて味わうスタイル。鮮度にもこだわったモツは、小腸とハチノスを使用し、異なる食感が楽しめる。

白味噌と豆乳に加え、鶏ガラと豚足の基本スープを加えたダブルスープ
薄く切った餅で具材を巻いて、軽くスープにくぐらせて味わおう
 

本郷さん

スープが実にクリーミーでマイルドな味わい。プリプリのモツととろりとしたモチの食感が見事に調和します。好みで添えられた辛味噌ダレを付けて味わえば、さらに味の変化が楽しめます。〆のおすすめはうどん+ラー油で担々風に、あるいはオーソドックスな雑炊もいいですよ。

「追加の具材も豊富にありますので、カスタマイズの組み合わせは無限です!」と胸を張る武田さん。確かにメニューを見ると「和牛ブリスケ」(1,280円)、「まーさん豚」(1,080円)など追加のメイン具材に加え、野菜やチーズなどが150円から豊富に揃っている。

鍋料理と言えば大勢で鍋を囲んでワイワイ楽しむイメージながら、こちらではメニューによっては一人鍋にも対応してくれるのもうれしい。オリジナリティあふれる鍋を通して、鍋料理の新たな可能性を感じさせてくれる店だった。

※価格はすべて税込です。

※営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

撮影:藤川満
文:藤川満、食べログマガジン編集部