〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
むかん(東京・中野坂上)
今回ご紹介するのは、5月6日に中野坂上にオープンして以来、ラーメンファンの間で大きな話題を呼んでいる「むかん」です。こちらのお店を手がけるのは、常盤台の名店「Soupmen」の創業者。店内にはカウンター4席のみ、さらに1時間4名のみの完全予約制で営業しています。
看板メニューは「牡蠣塩蕎麦」。そば粉をブレンドした歯ごたえのある麺が、さっぱりとしながら濃厚なコクを感じられるスープとベストマッチ。大粒の牡蠣に、しっとりとしたチャーシュー2枚と、トッピングもとびきり豪華で、店主のこだわりが感じられる贅沢なラーメンです。
食べログレビュアーのコメント
『「牡蠣塩らぁ蕎麦」950円+「味玉」50円
丼には澄んだスープに牡蠣のアヒージョペースト。
そのほかチャーシューに牡蠣、メンマ、岩海苔と具だくさんです。
アヒージョが乗っていない部分のスープをいただくと、清湯でも旨味が濃密。
ストレスなく太い牡蠣の味が染み渡ります。
牡蠣に鴨ガラ、本枯れ節を使用とのこと。
牡蠣アヒージョのペーストも美味しいですが、デフォのスープがなかなか凄いです。
麺は蕎麦粉もブレンドした自家製麺。
ネチッとした食感で存在感があり、牡蠣スープとの相性も良いです。
チャーシューは薄切りでスモーク風味漂うしっとりタイプ。
メンマは糸島メンマでクセなくサクサクの極上品です。
「釜揚げしらす丼」200円
しらすが山盛りでほんのりゴマ油風味。
値段以上に贅沢なサイドメニューです。
店主さんは「Soupmen」を離れて2年となるものの、スープの構成から麺、具材に至るまで見事な出来栄え。
しばらくは一杯ずつ丁寧に作る様ですが、味も盛り付けも文句無しです。
また、今は1時間で4人1回転なので食後にラーメンのお話なども。
ホントに人柄が良くお話好きで魅力のある方なので、訪れたラーメン好きの方は皆癒されると思います。』(デイルス・マイルスさん)
『注文したのは前回が牡蠣塩だったんで券売機に無い、鰹昆布水のつけ麺に味玉のトッピングと釜揚げのしらす丼をご飯少なめでお願いしました。つけ麺の場合は牡蠣塩の食券を買って、渡す際にお願いすればやっていただけます。
構成はつけ汁の碗に糸島のメンマ2本と味玉、昆布水の麺の上におご海苔、別皿にマグレドカナールのローストが3枚に低温調理の豚肩ロースが1枚でした。
鰹昆布水の麺は春よ恋に北海道産の強力粉をブレンドした小麦に北海道産のきたわせ蕎麦粉を8対2で混ぜてあり北海道の製麺所に特注しているとの事でした。
つけ汁は鴨ガラに本枯れ鰹の節と千葉県産の煮干しに青森県産の平子の焼き干しなどのスープで醤油ダレには3年物の溜まり醤油と再仕込みなどのブレンド、香味油は鴨油でした。
昆布水はがごめ昆布に鰹節で採ってあり粘度は中間ぐらいで味付きでは無く素材の味を活かす仕様でして、提供時に出される山葵塩で食べるように勧められこれが抜群の相性でズバズバ啜れ、凄く美味しかったです。
総評ですが今回、数量限定なので 11時予約の4名だけマグレ産の鴨のローストが振る舞われこの値段で食べられるとは到底思えない豪華なトッピング、豚の肩ロースも群馬県産の熟成豚を秘伝のタレに漬けてから調理してあり どちらも凄く美味しかったです。それと釜揚げしらす丼が絶品でした。大概どこも生姜醤油が乗ってくるんですが癖が無く、しらすの旨味が素晴らしくてとても美味しかったです。是非訪店の際は頼んでみて下さい。』(鍵さん)