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イチ押しは肉盛りプレート。揚げ物もリゾットもお酒が進む
お酒によく合う肉料理からカフェタイムのオリジナルドリンクまで、お店を訪れたらぜひ味わってほしいと横田さんがおすすめする絶品メニューをご紹介。
まるでお肉の花畑! うまみたっぷり「3種のお肉盛りプレート」
テーブルに運ばれてきてびっくり、お肉の花畑のような盛りつけも美しい、店の人気ナンバーワンメニューが「3種のお肉盛りプレート」だ。
3種のお肉の内訳は、国産霜降り牛のローストビーフに国産もち豚のロースト、低温調理で作った自家製鶏ハム。鶏も国産、輸入鶏に比べいやなにおいもないという。牛は赤身で適度なサシが入った内もも、豚はうまみがしっかりした脂を適度に含む肩ロース、鶏はさっぱりヘルシーな胸肉をセレクト。「先にローストして肉のうまみをとじこめてから低温調理することで、驚くほどやわらかく、3種の肉の異なる食感とうまみを存分に堪能できます」と嶋田さんも太鼓判を押す。
フリート横田さん
どれも肉のうまみが凝縮されていて、ビールやワインによく合います。なにも付けずに食べても十分おいしいですが、柑橘を隠し味にした自家製オニオンジンジャーソース、わさび、マスタード、岩塩、ホールペッパーなどとの組み合わせを楽しむと、よりおいしさが引き立ちますよ。
異なる食感も楽しい「ソフトシェルシュリンプのパートブリック包み揚げ」
味なおつまみに横田さんが挙げてくれたのは、においのつかない菜種油でカラリと揚げた「ソフトシェルシュリンプのパートブリック包み揚げ」。
その名の通り、ソフトシュリンプは脱皮したての殻がまだやわらかいエビのこと。パートブリックとは、フレンチで用いられる薄いクレープ状の皮を指し、春巻に似ているが食感は春巻よりもずっと軽やかで、かむとサクッとほろっとくだけていく。 「頭から味噌、殻、腹、尻尾までエビのすべてをまるごと味わえるのが醍醐味です」とシェフ。皮のサクッとした食感と、中に包まれたエビのプリッとした食感の違いも楽しく、一度味わうとクセになる。なるほど酒の肴にぴったりだ。
フリート横田さん
軽く塩味がついているので、シンプルにレモンとオリーブオイルでエビの頭ごと食べるとおいしいですよ。
プチプチ、もっちり、濃厚な「赤海老とムール貝の黒米リゾット」
ビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高い国産の黒米を、赤海老からとったビスクソースで炊き上げた濃厚なリゾットもぜひ味わってほしい一皿。 黒紫色に炊き上がったリゾットに海老やムール貝の海のエッセンスがジュワッと浸透し、パルメザンチーズが溶けて全体がもっちり、食べ応えのある仕上がりになっている。
フリート横田さん
ビスクソースで炊き上げたリゾットは海老のうまみがたっぷり。トッピングされたディルとの相性も抜群で、香りも楽しみつつペロリと平らげてしまいます。
甘酸っぱくてほろ苦、大人味が人気の「ベリーモカラテ」
湘南台エリアでただ一軒、「COSTA COFFEE」が味わえる同店。オリジナルブレンドやフラットホワイト(きめ細かいテクスチャーのミルクに濃厚なエスプレッソを合わせた一杯)なども人気だが、食後のデザート代わりにオリジナルのスイーツドリンクを楽しむ人も増えている。
爽やかな季節におすすめなのは、アイスの「ベリーモカラテ」。ラズベリーとチョコレートのシロップにエスプレッソのショットを合わせ、ホイップクリーム、仕上げにベリーソースとチョコチップ、ココアパウダーをトッピング。
チョコチップには、カカオ分が多いクーベルチュールチョコレートが選ばれているのもこだわりの一つ。カカオの苦みや香りが際立ち、大人に好まれるスイーツドリンクに仕上げてある。
フリート横田さん
ホイップが使われているので全体は甘いのですが、甘さのなかにエスプレッソの苦み、ラズベリーの酸味があって、ただ甘いだけじゃないところが気に入っています。お好みでホイップ抜きにもできますよ。
昼も夜もこだわりのお酒をお得に楽しむ
ランチタイムに生ビールやワインなどノンアルコールを含む6種のドリンクがオール300円でお得に楽しめるのも「improve」ならでは。ランチだからと小さいグラスは使わずに、夜と同じサイズのグラスで提供してくれるというからありがたい。
ディナータイムなど、お手頃プライスでゆっくりとお酒を楽しみたいときにもおすすめだ。上質な国産プレミアムワインや個性が際立つクラフトビール、日本の職人の手で生み出されたこだわりのジャパニーズクラフトジンやウォッカなどもそろい、心地よく喉を潤してくれる。
パスタ、ピザ、前菜、肉・魚介料理、サイドメニューなど、ジャンルにとらわれない本格的な料理を気軽に味わえる「improve」。テイクアウトメニューも豊富で、誕生日や記念日などに予約するのも喜ばれそうだ。湘南台で覚えておいて損はない一軒である。