〈絶対ハズさない!ホテルの味〉

今⼀番オススメなホテルの楽しみ⽅を、グルメジャーナリスト東⿓さんがご紹介! 今回は、大人が楽しめる空間、ホテルの個性が出るお酒を紹介します。

Vol.42 シティホテルでお酒を嗜む優雅な時間

暖かくなってきて、夜の外出が気持ちいい季節になってきました。食事はちょっとでいいけれど、お酒を飲みたいなんていう日もありますよね。そんな時には、ホテルでお酒を楽しむのがおすすめです! 豊富なオリジナルカクテル、ウイスキーやブランデーといった蒸留酒、さらにはシャンパーニュをはじめとしたワインが楽しめます。今の時季にぴったりなホテルのお酒を紹介しましょう!

1. ピーチパインで初夏の気分を

マデュロ(グランド ハイアット 東京)

左から「ピーチパイン マティーニ」「ピーチパイン モヒート」「ピーチパイン シャンパンソルベ」(写真:グランド ハイアット 東京)

初夏の気分が感じられるフルーツといえばパイナップル。桃の香りがすると評判の沖縄産パイナップル「ピーチパイン」を用いたカクテルが話題です!

グランド ハイアット 東京「マデュロ」の「ピーチパイン モヒート」2,750円はシグネチャーカクテルのモヒートを夏らしくアレンジ。ミントの爽やかさとピーチパインの甘さが口の中に広がります。苦味が少ないのは、ミントの茎を使わず葉だけをちょうどよい力加減でマッシュしているから。

他にも「ピーチパイン マティーニ」や「ピーチパイン シャンパンソルベ」共に2,750円が用意されているので、飲み比べてみるのもおすすめです!

期間:〜2022年4月30日

※価格は税込・サービス料別。

2. 日本の伝統美を表したカクテル

スターライト(The Okura Tokyo)

国内のコンペティションで優勝した梅酒ベースのカクテル(写真:The Okura Tokyo)

バーにはそれぞれのシグネチャーカクテルがありますが、中にはコンペティションで優勝したカクテルもあります。

The Okura Tokyo「スターライト」の「Filer ~紡がれし真紅の軌跡~」3,000円は、シニアバーテンダーの中野賢二氏が、一般社団法人 日本ホテルバーメンズ協会が主催する「H.B.A.CLASSIC 創作カクテルコンペティション チャンピオンシップ」で優勝したカクテルです! 日本産ウイスキー樽で香りを移した上品な梅酒をベースにし、パッションフルーツの爽やかさとカルヴァドスの深み、アマレットの優しい香りが一体となっています。

美しい紅梅色をしているので、女性の方も好きそうですね。

※価格は税・サービス料込。