4. 豪華な食感のタブレットチョコ｜marco
広島市西区方面でショコラトリーを探すなら、西区草津新町にある「marco」へ。同店は、安佐南区にある人気洋菓子店「パティスリー マチルダ」の姉妹店。マチルダにもチョコレートが並びますが、より独創的な品を見つけることができます。
同店の代表的な商品が、量り売りのタブレットチョコ「クランブルショコラ」100g 1,000円～。ベースのチョコレートはチーズやヨーグルト、アーモンドペーストを練り込んだものなどさまざまで、その時々で内容が変わります。しっかり焼いたメレンゲとフィアンティーヌ（クレープ生地を薄くのばして焼き、細かく砕いたもの）が生むザクザク食感が心地よく、チョコレートの香りが引き立ちます。
ドライフルーツやナッツが一面にあしらわれたチョコは、まるでアート。いろんな味を一度に試せるのもうれしいポイントです。少量ずつカップやジッパーパッケージに詰めた商品もあるので、自分へのご褒美おやつに購入したくなります。
5. 幅広い年齢層に人気の和ショコラ｜カカオ果 五日市本店
民家を改装した和の趣が特徴的な「カカオ果 五日市本店」。店内へ入ると、手前がケーキやフィナンシェが揃う焼き菓子スペース、その奥がプラリネチョコレートなどが並ぶチョコレートスペースになっています。日本庭園を眺めながらくつろげるイートインも完備。
同店のオーナーは、国内外の有名ホテルで腕を磨き、製菓の世界大会で好成績を収め、ジャパンケーキショーのチョコレート工芸菓子部門で日本一を受賞したことのあるシェフ。その卓越した技術と斬新な発想で生み出される菓子やケーキは、ほかでは見ないものばかり。「和」をテーマにしているのがまた興味深いところです。
「プラリネチョコレート」220円は「はちみつ梅」や「豆乳みかん」、「甘栗」など、チョコと比較的相性の良さそうな素材のものから、「米麹味噌」「有機醤油」といった想像が膨らむようなフレーバーまでさまざま。京都小山園のお茶を使った「玉露茶」「抹茶」「煎茶」のお茶シリーズは、贈る相手を選ばず喜んでもらえそうです。
6. お酒と贈りたい酒都らしい品｜御饌cacao
酒都・西条から広島らしいチョコレートをご紹介。東広島市西条本町にある「御饌cacao（ミケカカオ）」は、酒蔵通りからすぐの場所に佇むショコラトリー。地産地消を心がけている「菓子工房mike」の2号店で、チョコレートを中心に焼き菓子なども並びます。
カカオ豆の選別、焙煎、テンパリングなどの工程を一貫して行うビーントゥバーの板チョコもぜひ味わってほしい品ですが、ここでチェックしたいのは風味豊かな「日本酒トリュフ」281円〜。西条に構える8蔵の酒とコラボした商品で、それぞれの日本酒の特徴がうまく生かされていて、お酒好きにはたまりません。
店内にはイートインスペースがあり、「白牡丹酒造」の仕込み水で淹れる「カカオティー」432円〜や「御饌チョコホット」540円〜といったドリンクも楽しめます。チョコとセットで贈りたい日本酒を探しに、併せて酒蔵通りを散策するのもいいですね。
