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これも外せない、お酒のための焼菓子とおつまみ
可愛い名前で大人の味わい「ビスケ」がクラフトビールに合う!
次なる佐藤さんのおすすめも、オリジナル焼菓子の中からの一品「ビスケ」各種。ほんのり甘みのあるもの、塩味でスパイシーなものなど毎月の頒布会から生まれた色々な味があり、どれも大人のうまさだ。澤井さんが「これ、クラフトビールが飲みたくなっちゃう味なんですよ」と、「HOP KOTAN」(上富良野町)、「ノースアイランドビール」(江別市)の2種を合わせてくれた。
佐藤 潮さん
塩こんぶと白炒りごま、にんじんとクミンなど月替わりでいろんな味があり、お菓子であまり使われない素材を多用しているところが面白い! サクッとしてからホロリと崩れる素朴な食感です。
スパイスで味変させるタレがたまらない! せいろ蒸し野菜
佐藤さんが「野菜の自然な味を引き立ててくれるんですよね。これは白ワインが合うかな?」というメニューが「せいろ蒸し野菜」。その日の野菜を客に合わせた量と種類で蒸し上げる。つけだれには最近ブームのスパイス、デュカも添えてくれるのだが、これがまた、こだわりが詰まったオリジナルブレンド。澤井さんは「日本酒もいいですよ〜」とのこと。どちらも試したい!
佐藤潮さん
我が家にも常備している調味料、自家製デュカが味の決め手。刻んだピスタチオ入りで贅沢な香りがします。オリーブオイルとの相性も最高!
食後酒まで飲み尽くしたくなる「飲み屋のバスチー」
「ペルプネ」の夜も更けて、そろそろ締めの甘味が欲しくなる。そこで佐藤さんが「酒好きにこそ味わってほしいお菓子」と言い切るのがこの、濃厚なバスク風チーズケーキだ。カフェでいただくチーズケーキは生クリームやフルーツで仕上げが施されていたりするものだが、ここはバー。小麦粉なし、チーズたっぷりの重めの配合で、赤ワインやリキュールをもう一杯、となりそうだ。
佐藤潮さん
チーズが凝縮された味わいが〆にぴったり。なんですが、赤ワインとも相性が良く、また飲み始めてしまうことに……。
マイペースすぎるほどなのに、熱いファンを持つ「ペルプネ」。不思議な魅力は、たぶん澤井さんの味の世界を共有する面白さだ。「気の合うお客様と、相対(あいたい)でつくってきたようなお店です。まるで小旅行のような不便な場所で、飲むなら電車でしか来られない。それでも来てくださるような方が、私のお客様なんです」と澤井さん。興味を持った人は、一度澤井さんへ相談してみてほしい。
※価格はすべて税込