TOKYO HIP BAR

Vol.8 シドニー発のタイ料理レストランのカクテルで、“意外性”から恋が始まる。

 

デートのお店選び、

火鍋とタイ料理が男性側の盲点!?

 

女性を誘うとき、案外盲点なのは「火鍋」と「タイ料理」と思われます。どちらも女性同士では行く機会が多いのに、男性から提案されることはあまりないジャンルです。おそらく熱いものやスパイスが効いたものは男性全般、得意ではないのかと察しますが、もしデートという状況を考えた場合、考えるべきは自分の好みより相手の好み。競合の男性達が誘わないからこそ、こうしたお店の選択肢をもっていることは有利な提案になると思うわけです。

 

 

さて、タイ料理で考えた場合、今後強いカードになりそうなのが、恵比寿ガーデンプレイスにオープンしたモダンタイ料理の「ロングレイン」です。手がけるのは「ビルズ」や「フラテリパラディソ」、「アポロ」など海外の人気業態を日本で展開する、飲食の目利きとして間違いないトランジットジェネラルオフィス。シドニー発のタイ料理レストランである「ロングレイン」は、タイ料理の味わいの特徴である“辛さ”、“甘み”、“酸味”、“塩味”の4つを利かせながらも、グルメ都市のシドニーらしいバランスよい味つけに昇華されているので、普段はタイ料理が苦手な男性も安心して楽しめるタイ料理です。

 

出典:お店から

 

モダンなタイ料理には

ワインよりカクテルが合う理由

 

そして、そんなクリエイティブなタイ料理に合わせやすいのは、ワインよりも味覚の方向をふりやすいカクテルだと思います。料理に合わせて揃うのは、定番のカクテルに加えて9種類のオリジナルカクテル。タイのスパイスを利かせた「ブラッディーロングレイン」や、チリウォッカにコリアンダーやクランベリーで風味づけした「レッドドラゴン」など、オリジナリティ溢れるカクテルが揃うなかで、一番のおすすめは「ピン・ポン」です。「ピン・ポン」はレモンを漬け込んだウォッカに、パッションフルーツとライチで風味づけされたカクテル。爽やかな柑橘の風味が鼻に抜けます。レモンの酸味や、ライチの甘みは、その後のお料理にもうまくつながり、タイ料理の食前酒として抜群の味わいです。

 

出典:y-kihさん

 

なにより可愛いのは、その名から想像されるように卓球の球に見立てて入れられているライチ。女性受けを考えてタイ料理を選んだなら、徹底して女性受けを考えてカクテル「ピン・ポン」を。もしピンポン話で盛り上がったら、同じくトランジットが手がけた、卓球とレストランを融合した渋谷の新感覚の複合施設「T4 TOKYO」にある「THE RALLY TABLE」という手もあります。卓球を通じて交流が生まれる「ラリー コミュニケーションテーブル」をコンセプトに、店内には大きな卓球スペースが併設された店内では、お洒落に卓球をしながらお酒を楽しめます。タイ料理から卓球までのラリーはうまく続くか!? 秋のデートをどうぞお楽しみください。