鮮度自慢だから、タレには漬け込まない!
「ゴマサバ」という種類のサバも存在しますが、九州の郷土料理「ごまさば」で使うのは福岡や長崎などの日本海側で水揚げされる「真サバ」。秋から冬に最も旬を迎える魚のため、海が荒れたり、季節によっては仕入れがないことも。撮影の日は運良く新鮮なサバに出会えました!
「新鮮なサバの味わいや食感をしっかりと楽しめるように、サバはタレには漬け込みません」と片山さん。注文ごとに手早く切り分け、特製ダレにサッと絡めて提供しています。
丼にたっぷりと盛り付けられた「ごまさば」に思わず笑みが……。口に運べば口当たりはツルンッと滑らかで、プリッと弾けます。甘口の九州醤油と濃厚なゴマペーストを合わせた特製ダレもよく合い、これはお箸が止まりません!
せっかくなのでその他の人気メニューもご紹介。まずは、仕入れにより変わる約5種類の刺身を、甘口の醤油ベースのタレにサッと絡めて提供する……名物メニューの「海鮮丼」700円!
この日は、生マグロ・タイ・イカ・サーモン・ヒラスの5種類でした。鮮度の良さは言うまでもなく抜群。鮮魚店直営だからこそのお手頃価格もうれしい限り。
「このあら炊き、赤ちゃんの顔くらい大きいのでは!?」と驚いたのは、魚のあら炊きとミニ海鮮丼の両方を味わえるお得な「Aセット」800円。あら炊きの魚は天然ダイやカンパチなど仕入れによって変わり、海鮮丼はプラス150円で並盛海鮮丼に変更できます。
寿司7貫620円!? お得なテイクアウトも
極めつきはこちら、店頭に並ぶテイクアウトメニューたち。冒頭でもチラッとご紹介しましたが、寿司・煮物・揚げ物など多彩な魚料理をテイクアウト可能。現在は各種デリバリーサービスにも対応しており、海鮮丼やちらし寿司をアプリで注文したり、テイクアウト予約したりもできます(ごまさば丼はテイクアウト、デリバリー不可)。
鮮魚店直営だからこそ味わえる、プリプリのごまさば丼や魚料理。市場の雰囲気を感じながら味わえば、楽しさも倍増! 地元の人も県外の人も、ぜひこの新鮮な福岡のソウルフードを味わってみてください。
※価格はすべて税込