テイクアウト専門、完全キャッシュレス、現役大学生社長、グルメバーガーが170円〜の低価格……という話題性だらけのハンバーガーショップが、2020年11月10日、東京・中目黒にオープンした。

株式会社ブルースターバーガージャパン代表取締役社長 西山泰生氏(写真左)、株式会社Dining Innovation Invenstment ファウンダーの西山知義氏(写真右)

この話題店を運営する株式会社ブルースターバーガージャパンの代表取締役社長西山泰生氏は、おひとりさま焼肉の「焼肉ライク」などを手がける株式会社Dining Innovation Invenstment ファウンダー(創業者)の西山知義氏の長男であり、現役大学生なのだ。そんな飲食業界のホープによる、記念すべき第一号店「ブルースターバーガー 中目黒店」へ潜入!

オーダーから決済まで専用アプリで完結。フードテックを活用したシステムにも注目!

お店に到着するとまず目につくのは、店外からガラス越しに見える大きな鉄板。注文した商品の受け取りがてら、調理の様子を見学できるのも路面店ならではの楽しみ方だ。

気になる注文方法は、オリジナルアプリもしくは店内のタブレットで行うことができる。注文が完了すると、受け取り番号が発行され、店内にあるピックアップ専門棚からセルフで受け取る仕組みになっている。

決済方法はクレジットカードや電子マネーのみ可能、完全キャッシュレス制となっている。このフードテック(食とITの融合)をフル活用したシステムにより、食材の管理や発注、従業員の勤怠やシフトも自動化。さらにテイクアウト専門店化することで、家賃や内装投資、人件費などの経費を軽減させ、その分を商品原価に投資。

ゆえに、安くても1,000円以上はするのが一般的とされるグルメバーガーを、原価率68%、170円〜の低価格での提供を実現。さらに、メニュー数を絞って売り切れ次第販売終了とすることで、廃棄ロスの問題もクリア。地球にとっても消費者にとってもハッピーな結果を生み出したのだ!

「ハンバーガー」170円

メニューに迷ったら、まずは看板商品の「ブルースターチーズバーガー」!

「ブルースターチーズバーガー」

シンプルな「ハンバーガー」もいいけれど、まず押さえておきたいのが、店名を冠した「ブルースターチーズバーガー」290円。ふわふわのオリジナルバンズに、特製ソース、レタス、トマト、パティ、チーズを挟み、しっかりとした食べ応えを堪能できる。

「4×4ブルースターチーズバーガー」

冷凍保存せず、生の状態から店内で焼き上げられたビーフ100%のジューシーなパティをガッツリ噛みしめたいという人には、チーズonパティを増やしたボリューム満点のメニューもおすすめ。「4×4ブルースターチーズバーガー」710円ともなれば、チーズとパティが4枚ずつサンドされており、空腹のお腹が満たされること請け合い。

フライドポテトにも抜かりなし! 生のじゃがいもから切りたて&揚げたてで提供

「フライドポテト」

サイドメニューも見逃せない。定番の「フライドポテト」270円は、北海道・十勝の農場から生のまま直送されたじゃがいもをお店でカットし、切りたて&揚げたての状態で提供される。

タイミングによっては、じゃがいもをカットする様子を店頭で見られるかもしれないので、ポテトマニアの方は要チェック!

フライドポテトは単品購入も可能だが、ワックス&防カビ剤不使用の瀬戸内レモンを皮ごとすり潰した「ブルースターレモネード」150円(単品)、ハンバーガーに最も合うように独自焙煎した「オーガニックコーヒー」150円(単品)など選べるドリンクとセットになった「ドリポテセット」300円もランチに最適。

「ブルースターレモネード」

今後は日本全国でのフランチャイズ展開、さらに世界規模のハンバーガーチェーンを目指すという同ブランド。ハンバーガーが好きな人はもちろん、最新のフードテックに興味ありという人も、トレンド発信地・中目黒に誕生した新しいスタイルのハンバーガーにトライしてみては?

※価格はすべて税抜

※商品は販売予定数がなくなり次第、終了となります。予めご了承ください。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は、感染症対策の実施と人混みの多い場所は避けるなど、十分にご留意ください。

※本記事は取材日(2020年11月9日)時点の情報をもとに作成しています。

取材・文・撮影:食べログマガジン編集部