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新店も人気店もここに！ 電車でGO！ ラーメン沿線MAP
普段はなかなか下車することのない駅にこそ多く存在するのが、人気のラーメン店。行列店やオープン直後から注目の新店が存在するラーメンスポットを、電車や地下鉄の沿線ごとに、ラーメンのプロである小林孝充さんが紹介する人気連載。第5回は、JR総武線から食べるべき一杯をピックアップ！
Vol.5 JR総武線（東中野～高円寺）
駅の近くにラーメン店が密集している中野駅を中心としたこのエリアは昔からの一大ラーメン激戦区となっています。他のエリアに比べても常に新しい店、話題の店が誕生しつづけているのも特徴です。味の傾向としては、やはり中野に本店を持つ「中華そば 青葉」の影響か豚骨魚介系のスープがとても多いです。そのエリアにも最近また変化が生まれつつあります。
JR総武線（東中野〜高円寺）で必食の3大ラーメン
波と雲（東中野）の「奥出雲（黒醤油）」
近年急激に注目されるようになった東中野駅付近。その東中野駅のすぐそばに2019年11月にオープンしたのがこの「波と雲」です。こちらのお店は夜は「屯」というバーを営業している場所。そこで昼間にいわゆる“間借り営業”をしています。そのため営業時間は昼間の2時間半のみ。しかも遅めに行くとスープ切れしていることもあるという、ややハードル高めのお店です。こちらの売りは「10層天然だし」と謳った極上のスープ。5種類の寸胴を使って30時間かけて作ったというスープは、一口目から重層的な味の奥行きを楽しむことができます。
ただいま変身中（中野）の「牡蠣ラーメン（鯛×豆乳）」
中野駅から1本入って北にのびる道は所狭しとラーメン屋さんが集まる「ラーメン通り」とも呼ばれるストリート。その激戦区に、2019年10月にちょっと変わった店名の店がオープンしました。それがこの「ただいま変身中」です。フレンチシェフが作り上げたという「牡蠣ラーメン」は見た目からも非常に華やか。牡蠣と鯛の出汁と豆乳とを合わせて泡立てたスープは出汁の旨みを感じるとともに 、まろやかな飲み口になっています。
