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新店も人気店もここに! 電車でGO! ラーメン沿線MAP
普段はなかなか下車することのない駅にこそ多く存在するのが、人気のラーメン店。行列店やオープン直後から注目の新店が存在するラーメンスポットを、電車や地下鉄の沿線ごとに、ラーメンのプロである小林孝充さんが紹介する人気連載。第8回は、京王線から食べるべき一杯をピックアップ!
Vol.8 京王線(上北沢~芦花公園)
住みやすいエリアとして人気が高まっている京王線の上北沢駅〜芦花公園駅のエリア。その人気の高まりに合わせてか、次々に話題のラーメン店がオープンし注目されています。働く人よりも住んでいる人が多いエリアということもあるためか、お店はゆったりとした落ち着いた雰囲気のお店が多いです。ガッツリ系コッテリ系よりも素材を重視したあっさり系のお店が最近の人気となっています。
京王線(上北沢〜芦花公園)で必食の3大ラーメン
中華そば はな田(上北沢)の「中華そば」


取材拒否店でありながらも行列店として人気を博した、新大久保の「めとき」。今は閉店してしまったその「めとき」に似た一杯が食べられると話題になったのが、2019年4月に上北沢にオープンしたこの「はな田」。実際にご主人が「めとき」の味が好きでそのラーメンを目指しているそう。中華そばはたっぷりのスープの表面にラードが浮いていて熱々。少し甘みがあり煮干しが豊潤に利いたスープは、細めのちぢれ麺との相性がバツグンです。
麺処 しろくろ(八幡山)の「浅蜊とムール貝の汐そば」


2019年12月に八幡山駅のすぐそばにオープンした「麺処 しろくろ」。その店名の通り、白と黒のみの看板が目を引きます。ラーメンは3種類ありそれぞれまったく違うスープを使っていますが、いずれも動物系の素材を使わずに魚介類のみで取っているのが特徴です。「汐そば」は国産のアサリだけで炊いたスープを使用しています。具にはムール貝とアサリがのり、貝から出る旨みによって少しずつスープの味が変わっていきます。上にはちょこんといくらものって、これをスープや麺と一緒に食べるとプチンと弾けて楽しいアクセントになります。
中華蕎麦 きつね(芦花公園)の「中華蕎麦」



2020年1月に芦花公園駅のすぐ近くにオープンし、早くも話題になっているのがこの「中華蕎麦 きつね」。ご夫婦で店内にとてもいい空気感を作り上げています。中華蕎麦が出てくると一番に目につくのは大きな油揚げ。甘めの味付けで厚みがあり、ラーメンのスープに使っていることもあってか非常にジューシー。スープは魚介が利いたあっさりとした和風の出汁で油揚げと非常によく合います。真っ黒な稲荷寿司も押さえておきたいメニューです。
教えてくれたのは
小林孝充さん
TVチャンピオンラーメン王選手権第8回・第10回優勝。歴代ラーメン王によるラーメン大王決定戦で優勝し初代ラーメン大王に。ラーメンの食べ歩きは全都道府県に及び、これまでに食べたラーメンの杯数は14,000杯を超える。ラーメンに限らず美味いもの好きで他のジャンルも積極的に食べ歩く。ラーメンWalker百麺人。TV・雑誌登場多数。
文:小林孝充、食べログマガジン編集部