〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
TOKYO RAMEN かいか(東京・中野)

2025年2月、中野駅から徒歩6分ほどの場所に、天然素材の無化調スープと自家製麺を使った、こだわりのラーメンを提供する「TOKYO RAMEN かいか」がオープンしました。同店は「食べログ ラーメン TOKYO 百名店」に7年連続で選出され、日本中のラーメンファンに愛されていた「ほっこり中華そば もつけ」の大将・岡田 智也氏のリスタート店舗。煮干しと鰹節の風味豊かな「中華そば」をはじめ、辛さ調整可能な「担々麺」などさまざまなメニューを提供しています。

新店舗は「ほっこり中華そば もつけ」が根付いた、八王子と都心を結ぶ中心の中野に。ラーメン激戦区の中野で、ラーメンストリートとも呼ばれるふれあいロードと、早稲田通りの交わる角地に位置しています。これまでのファンが来やすい立地で、都心からのアクセスもよく、気取らないフランクな雰囲気のこの地を選んでよかったと店主は語ります。
店内は和をモチーフにした木と光で調和がとれた内装で、明るく開放感があり入りやすい雰囲気。客席は清潔感のあるカウンターに10席です。

看板メニューの「中華そば」1,100円は、店主がこだわり抜いて磨き上げた「無化調スープ」が秀逸。時間をかけてじっくりと煮込んだスープは、豚肉のうまみと煮干しと鰹節の風味、香りが上品な味わいです。麺は上質な国産小麦のみを使用。数種類の小麦をブレンドして、毎日店舗にて製麺しています。小麦自体の甘みと香りのある麺とスープの相性は抜群です。また、日によってさまざまな麺を用意しているそうで、そちらも気になりますね。部位ごとに異なる調理を施した、2種類のチャーシューも自慢の逸品。

「担々麺」1,200円は、自家製の胡麻ダレのコク、ラー油の香ばしい辛さが絶妙なインパクトある一杯。こだわりのスープと最高に合う味わいで、モチモチ食感の太麺がよく絡みます。辛さの調整も可能だそう。

「特製中華そば」1,700円と「特製担々麺」1,800円はとろりとした黄身がおいしい味玉と炭焼きチャーシュー、餡がぎっしり詰まったワンタンが入ってボリューム満点。豪華で満足度の高い一杯になっています。ご飯ものには、濃厚な黄身の味わいが良い「温玉ごはん」250円と柔らかいお肉のうまみがたまらない「トロ肉ごはん」400円を用意しています。
オープン早々行列必至の人気店となっている「TOKYO RAMEN かいか」。訪問の際は時間に余裕を持ってお出かけください。
食べログレビュアーのコメント

『中華そば 1100円
無化調のスープは煮干しや節が心地よく香る。
ガツンとした感じではないですが深みのある整った旨味が優しく広がりますね。
カエシも強すぎず弱すぎなほどよい塩梅でした。
上品で何度でも飲めそうな美味しさです。
麺は中太〜太くらいで珍しい感じ。
表面はヌルっとした感じで、むちもちとした食感にほどよい歯切れ。
すすり心地も良いですね。
麺単体の美味しさもよくわかりますし、スープとのバランスも悪くないと思います。
チャーシューは2種類かな。
どちらもしっかり目で少し硬かったけど、噛むほどに旨味が染み出してきて美味しい。
メンマはコリコリで味付けもバッチリ。美味しいですね。
青菜やネギもシャキッと。トータルのバランスも取れた一杯でした。
美味しかったですね。
さすがの名店の貫禄を感じました』(あるぱかーんさん)

『「特製中華そば」はチャーシュー3種5枚とド迫力。
そのほかワンタン2ケ、味玉、メンマ、青菜お浸し、ネギです。
スープは厚みある動物系に煮干しの旨味。
出汁は太くともアタックは強くなく、じんわり優しく太いです。
麺は自家製のストレート太麺。
小麦の密度が濃くガッチリコシがあり、香りもとても良いです。
チャーシューはモモ、肩ロースの吊るし焼きに煮豚。
どれも大判で厚みもあります。
食べてみると、肉質良くフワリと柔らか。
どの肉も美味しく、かなり特別感あります。
ワンタンも餡が大きくボリューム抜群。
メンマや青菜お浸しなどサイドも丁寧に仕事がされています。
「トロ肉ごはん」は「ほぐし豚」手前の塊がドッサリ。
この肉もトロトロに柔らかく、肉好きにはたまらないです。
スープはじんわり系ですが、コシの強い自家製麺と肉がインパクト。
経営は資本でも飲食は初らしく、「もつけ」店主のこだわりが十分反映されている気がしました』(デイルス・マイビスさん)
※価格は税込。
食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/
文:佐藤明日香