明智光秀を主人公に戦国時代を描くNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で盛り上がる、光秀ゆかりの地である滋賀県。そんな滋賀県大津市の「琵琶湖ホテル」に、戦国時代をモチーフにした“戦国グルメ”が登場。
2階の「日本料理おおみ」では、明智光秀が接待を担う饗応役を務め、織田信長が徳川家康を滋賀に招いてもてなしたと言われる料理「天正十年安土御献立」からインスピレーションを受けて考案したランチメニューを用意。
「戦国饗応膳(せんごくきょうおうぜん)」(3,500円)は、滋賀県の特産である「自家製鮒寿し」や、現代風に食べやすくアレンジした魚介の干物や野菜の入った「あつめ汁」などを用意。また、光秀の好物「ちまき」にちなんだ「笹巻麩」、家康のお気に入り「真鯛のお造り」など、歴史上の人物の好みの味が楽しめる御膳に仕上がっている。家康や光秀が味わったのかと思いを馳せながら、箸をすすめるのも粋だ。提供は6月30日まで。
同じく2階のバー「ベルラーゴ」からは、光秀の家紋をモチーフにしたカクテル「水色桔梗(みずいろききょう)」(1,800円)が登場。家紋形のレモンを添えた鮮やかなカクテルは、トニックを注ぐと色味が変化。その様子は、本能寺の変にまつわる、信長に対する光秀の心境の変化を表現しているのだとか。歴史好きにはたまらない一杯となっている。提供は2月29日まで。
戦国時代にタイムスリップしたかのような気分で、現代流の“戦国の味”を楽しんでみてはいかがだろうか。
※価格はすべて税・サービス料込