忘年会ラストスパート!少人数で楽しみたい時の定食王オススメの忘年会鍋5選

社会人になってすでに勤めた会社は6社目。日本企業だけでなく、米・英・仏など外資系や広告、メーカー、ゲーム、メディア、ITと異なる業界を経験してきたサラリーマンとして、「忘年会の店選び」は一言では語れない。業界や企業文化によって店選びの正解も、予算も雰囲気もまったく異なるからだ。クラブやホールを貸し切っての忘年会もあるなかで、最も幹事力が問われるのは中規模、小規模な忘年会の店選びだ! お世話になった取引先や、ベンダーさん、チームやプロジェクトのメンバーなど、小規模、中規模な忘年会こそ、最大公約数なお店ではなく、雰囲気や人柄を優先したお店選びを心がけたい。そこでオススメなのが、そのお店でしか出会えないような個性と存在感のある鍋。相手のことを思った鍋を選べば、おいしく楽しい時間を過ごせるはずだ。今から予約が取れればラッキーな、間違いのない鍋を押さえてておこう。

1. 中規模で民家を貸切!リラックス感と唯一無二の鍋が最高!:石頭楼 麻布十番店

出典:Tokyo Rocksさん

 

私が新入社員の頃から看板がない隠れ家的な一軒家の店として人気だった石鍋の名店で、年末に必ず訪れるお店だ。麻布十番、乃木坂、六本木と3店舗あるどのお店も、普通の一戸建て民家を改装しており、まるで誰かの自宅に招かれたような落ち着いた空間で、10〜20人程度まで貸切ができる。たっぷりのごま油で炒めた2種類のお肉を、野菜や海鮮を入れてじっくり煮込む。2種類ある卵ダレとポン酢ダレはどちらも絶品。豆腐ようと下ろしたニンニクを入れると箸が止まらなくなる。まさにここでしか食べられない味だ。締めはラーメンと雑炊があるが、オススメはラーメン。カード払いができないので注意が必要だ。

2. インスタ映えにベジタリアン!いろんなニーズに応える美鍋:シャングリラズ シークレット 六本木店

写真:お店から

写真:お店から

 

取引会社の担当と自社の担当8人の忘年会で利用。女性が多い職場や、お肉が食べられないベジタリアンの方がいる場合でも利用しやすい「きのこ鍋」。しかもきのこを並べたディスプレイや、白磁のお鍋インスタ映えを叶えてくれる一軒。男性だと物足りないかな?と思いきや、きのこだけでなくお肉も、締めもたっぷりで十分満足できるはず。キノコトリュフがけご飯も絶品なのでぜひオススメしたい。

3. 外国人の同僚、海外から帰国した同僚にも!日本を味わう蟹&ふぐ鍋:玄品 新宿南

出典:nattowさん

出典:hashy61さん

 

外国人の同僚や、海外赴任帰国した同僚8人と忘年会に利用。日本ならではの美味、珍味を食べたいということでリクエストされる蟹とふぐ。なかなか高級な食材ではあるが、その両方をそこまで肩肘張らずに食べられるのが玄品のコースだ。てっちりや蟹クリームコロッケなどアラカルトの名品もついつい追加で頼んでしまうが、日本人でも喜ぶ珍味の連続に毎回高い満足度を得られる。基本的に個室なので、落ち着いて今年一年を振り返るにはもってこいの雰囲気だ。

4. 身近な家族や友人と今年一年を締めくくる忘年会に:ほていさん 本店

出典:UGさん

 

育休中の友人とその子供と元同僚など5〜6人で利用。予約困難とも言われた「あんこう鍋」の名店だ。時間制限もあるので、通常早めの時間から予約して、早めに切り上げる。家族やまだ小さい子供がいる友人たちとの忘年会にはそのシステムがぴったりだ。子供たちにも意外と受けがよく、止まらなくなることもしばしば。インスタ映えする鍋としても、最近では人気が再燃しており、味と見た目のインパクトでみんなにウケること間違いなし。

5. 仕事でお世話になった方を労うプチ贅沢な忘年会に:いふう

出典:辣油は飲み物さん

 

「この一年は本当に仕事でお世話になったな」という方々と4人だけでしっぽり忘年会に利用。ビジネス上でもプライベートでも付き合いのある大事な方たちと打ち解ける時に使える、フォーマル過ぎずカジュアル過ぎないほどよい雰囲気がいい。コースには高級食材をたっぷり使ったお造り、椀物、焼き物、煮物などなど、手の込んだ和食がずらり。最後を締めくくるのは、名物の「うにの土鍋炊き込みご飯」。日本酒よりはワインのラインナップが豊富なので、ワインと和食のペアリングがお好きなちょっと大人の方にもオススメしたい一軒だ。