明けましておめでとうございます!

2026年になりましたね。飲食業界を取り巻く環境はさらなる変化の時を迎えています。昨年から本格化した「2025年問題」による労働力不足は、もはや日常の風景となりました。DX化やAIによる予約管理、モバイルオーダーの普及は一段と進み、一方で「人の温もり」を感じられる接客や、その場でしか味わえない「ライブ感」といった体験価値が、これまで以上に重視される年になりそうです。

また、物価高騰の影響で「1,000円の壁」を越えた外食価格は、今や「2,000円、3,000円」と、より本質的な価値に見合った適正価格へとシフトしつつあります。日常の食事と、特別な「ハレの日」のメリハリが、より鮮明になっていくかもしれません。

コストや人手など課題は尽きませんが、そんな時こそ、驚くようなアイデアで私たちをワクワクさせてくれるのが飲食店の底力。今年も、記憶に残る最高の一皿にたくさん出会えることを願っています。

それでは、新年1発目の記事をお届けします。2026年にブームを巻き起こしそうなグルメを、編集部が全力で予想しました!

2026年に流行るグルメは?

台湾旅行気分の焼きたて「胡椒餅」

こぐまの森
「四ツ谷一餅堂」   出典:こぐまの森さん

食べログのInstagramでも毎回ヒットする「胡椒餅」。ブームの火付け役は「四ツ谷一餅堂」。週末は9時から営業で台湾朝食を求める人が行列を作ります。

「台湾老劉胡椒餅」
「台湾老劉胡椒餅」   写真:お店から

「台湾老劉胡椒餅」は吉祥寺店・鎌倉店・京都三条河原町店立て続けにオープン。胡椒餅自体は地味なビジュアルですが窯で焼くスタイルが動画映えするためSNSで広まりました。また、食べ歩きフードにもなることから今後観光地での出店が増えそうです。

>>動画はこちら
・「四ツ谷一餅堂」 https://www.instagram.com/reel/DHspgJjhgtp/
・「台湾老劉胡椒餅 吉祥寺店」 https://www.instagram.com/reel/DL4Wp2UBTJR/

ちょこちょこ食べたい「豆皿定食」

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「築地本願寺カフェ Tsumugi」   出典: senac253さん

SNS効果で増えてきているのが豆皿で料理を提供するスタイル。築地本願寺内にあるカフェ「築地本願寺 Tsumugi」で提供されている「18品の朝ごはん」が人気でしたが、同じようなスタイルでランチやディナーを提供するお店が増えています。

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「小春日和 TOKYO」   出典:nao.20180304さん

昨年9月に復活した代々木公園のカフェ「小春日和 TOKYO」では小鉢が9種類並ぶ豆皿定食が人気。「神楽坂茶寮」では昼過ぎに売り切れる「12種のおばんざい御膳」を求めて週末には行列ができます。同じく行列を作るのが「京都石塀小路豆ちゃ 日本橋」の「十種のおばんざい御膳」。銀鱈の西京焼きやマグロのお刺身などちょっと贅沢なラインアップです。

映えも味も◎な「中華アフヌン」

「花梨」 写真:お店から

ここ数年アフタヌーンティーが人気でしたが2026年は中華のアフタヌーンティに注目。ANAインターコンチネンタルホテル東京の「花梨」では、イギリスの高級陶磁器ブランド「ウェッジウッド」とコラボした特別なアフタヌーンティーを開催しており、インスタ映え間違いなしです。

「虎景軒」 写真:お店から

ジャヌ東京「虎景軒」のチャイニーズ・アフタヌーンティーは熟練の点心師が作る、見た目にも美しい蒸し点心や揚げ点心が主役です。

「真不同HONG KONG TEA ROOM 1946」
「真不同HONG KONG TEA ROOM 1946」   写真:お店から

真不同HONG KONG TEA ROOM 1946」は東京駅直結の新丸ビル内にあり、本場香港スタイルの優雅なティータイムが過ごせます。

特別な夜を約束する「高級屋形船」

「高級店×屋形船」の流れは2026年も引き続きありそうです。まず話題になったのは「YAKATABUNE 尚充」。中目黒の超人気店、予約困難なことでも知られる「鮨 尚充」がプロデュースする特別な屋形船プロジェクトです。

「いざなぎ」 撮影:八木竜馬

2025年4月に出航開始した「いざなぎ」のユニークな点はさまざまなジャンルの名店の運航が開催されるところ。普段は人気焼き肉店「うし松」とうし松のグループ店「EN DAIKANYAMA」の特別コースにて運航され、福岡・小倉にある寿司の名店「天寿し」、焼き鳥の名店「鳥しき」などなど、誰もが知る14の名店による開催も予定されています。

「屋形船 鮨 おりがみ」 写真:お店から

屋形船 鮨 おりがみ」は2025年6月にオープンしたばかりの、今最も注目されている「動く高級鮨店」です。銀座の一つ星店「鮨 むらやま」が監修。船内には立派な檜のカウンターがあり、まるで銀座の高級店にいるかのような空間で、職人が目の前で握ってくれます。

>>動画はこちら
・「いざなぎ」 https://www.instagram.com/reel/DJjAZoUBWI0/

異次元の旨さに驚く「北朝鮮式参鶏湯」

「無垢屋」 写真:食べログマガジン編集部

韓国で大流行している「北朝鮮式参鶏湯」はこれから日本でも流行って欲しいという希望を込めてランクイン。私たちが今まで食べてきた参鶏湯はスープと鶏肉が一緒になっていましたが、「北朝鮮式参鶏湯」はスープと鶏肉が別々に提供されます。

「無垢屋」 写真:食べログマガジン編集部

ソウルにある「無垢屋」というお店で食べられるのですが、平日でも大行列でした。私もソウルで実際に食べてみて今まで食べたことがないスープの味わいに驚き、行列に納得しました。豚骨スープの鶏バージョンというか、水炊きともまた違う、濃厚で深い味わいに一瞬で虜になり、またすぐにでも食べたいです。似たようなお料理は新大久保でも食べられるそうですが、あの味がまた食べたいので「無垢屋」の日本上陸を願っています。

背徳感たっぷりでも挑みたい「アメリカン朝食」

wagyu justin
「Flapjack’s Breakfast & Lunch」   出典:wagyu justinさん

「朝食は軽く」という常識を覆し、2026年のグルメシーンで熱い視線を浴びているのが、ボリューム満点のアメリカンスタイルな朝ごはんです。週末だけでなく、平日から「最高の一日のスタート」を求めてダイナーに足を運ぶ人が急増しています。

このブームを象徴するのが、東日本橋の「Flapjack’s Breakfast & Lunch」です。

バターがとろける特大のパンケーキ、カリカリに焼かれたベーコン、そしてサイドを固めるハッシュブラウン……。東日本橋の落ち着いた街角で、ここだけはカリフォルニアのロードサイドにあるダイナーのような「本物の空気感」が漂っています。近隣のホテルに泊まる外国人観光客や、早起きして並ぶファンで活気づくその様子は、まさに今の「朝食熱」を物語っています。

みょんチッチ
「EENY」   出典:みょんチッチさん

他にも馬喰町の「BERTH COFFEE」で楽しむこだわりのコーヒーと軽食、あるいは「Breakfast Club」のようなエッジの利いたダイナー。銀座の「TASTE THE WORLD(旧World Breakfast Allday)」で世界の朝ごはんを旅するように味わい、鎌倉まで足を延ばして「EENY」へ。2026年の朝はアメリカン朝食でがっつりスタートするのが吉。

>>動画はこちら
・「Flapjack’s Breakfast & Lunch」 https://www.instagram.com/reel/DQ1D2SZgcbz/

パスポートのいらない海外旅行「現地感100%の店」

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「Bar Tafazzi」   出典:deco0301さん

2024〜2025年の爆発的なインバウンド増加は、日本の街並みに新たな景色をもたらしました。2026年の今、感度の高いグルメたちが求めているのは、過剰なおもてなしや日本語のメニューではなく、扉を開けた瞬間に異国の言葉が飛び交う「圧倒的な現地感」です。

その象徴とも言えるのが、恵比寿のイタリアンバル「BAR Tafazzi」です。 イタリア人スタッフが切り盛りするこの店は、仕事帰りにアペリティーボを楽しむ外国人であふれ返り、ここが東京であることを忘れるほどの活気に満ちています。立ち飲みスタイルでエスプレッソやワインを煽るその光景は、まさにミラノやフィレンツェの街角そのものです。

「clandestino 41」
「clandestino 41」   写真:お店から

中目黒の「clandestino 41」も、海外のラジオが流れ、多国籍な客層が肩を寄せ合う「ガチ」なスポット。スタッフもお客さんも外国人が主流で、そこにあるのは「日本風にアレンジされていない」本場のリズムです。

「AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar」
「AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar」   写真:お店から

さらに、神楽坂に登場した「AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar」は、ジョージア料理をメインとしたユニークな立ち位置で連日ジョージア人が集います。異国情緒あふれるスパイスの香りと、現地のバーのようなカジュアルな接客が、本物を知る大人たちの心を掴んで離しません。

2026年のトレンドは、背伸びした高級店ではなく、こうした「現地の日常」に飛び込むスリル。異国のスタッフと乾杯し、少し不器用な英語やジェスチャーでコミュニケーションを楽しむ。そんな、心の距離が近い「食の体験」が、閉塞感のある日常に最高のスパイスを与えてくれます。

>>動画はこちら
・「BAR Tafazzi」 https://www.instagram.com/reel/DShNQZ0ka1B/
・「AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar」 https://www.instagram.com/reel/DSjyDvDkR2r/

外カリ中フワでやみつき「フリッツ」

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DE FRITES STAAN HARAJUKU   出典:ぎゅうぎゅうちゃんさん

ベルギーやオランダ発祥の、2度揚げによる“外カリ中フワ”の食感を極めたポテトが、いま空前のブームを迎えています。このトレンドを決定づけたのが、2025年に上陸・拡大した話題店の存在です。

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DE FRITES STAAN HARAJUKU   出典:pomai12さん

特に注目は、原宿の「DE FRITES STAAN HARAJUKU」。京都で連日行列を作っていたオランダ式フリットの専門店で、東京進出直後から「整理券必須」の状態が続いています。大ぶりのポテトに、自家製のアイオリやトリュフマヨネーズをこれでもかとのせたビジュアルは圧巻。さらに、和牛ステーキと一緒に楽しむ「ポテトが主役のプレート」は、2026年のラグジュアリーなジャンクフードの象徴と言えます。

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BRUSSELS FRIES 新宿   出典:81fa77さん

また、新大久保に登場した「BRUSSELS FRIES」も見逃せません。 韓国・大邱(テグ)で爆発的な人気を博し、日本に上陸したこのお店は、注文を受けてから牛脂を混ぜた油で2度揚げする本場ブリュッセルスタイル。ニンニクムースのような真っ白な特製ソースや、刺激的なスパイスがSNSで「混ぜる動画」としてバズり、感度の高い若者たちの間で「新大久保の新定番」となっています。これら新鋭店に加え浅草の「Frites Bruges」など実力店も再び人気になっています。

専門店ならではの「一つを突き詰めた強さ」が、2026年のグルメシーンを席巻しています。火傷しそうなほど熱々のポテトに、自分好みの贅沢なディップをたっぷりつけて頬張る。そんな「シンプルで最高に贅沢な背徳感」が、私たちの心を掴んで離しません。

>>動画はこちら
・「DE FRITES STAAN HARAJUKU」 https://www.instagram.com/reel/DJiM1cYhY2p/
・「Frites Bruges」 https://www.instagram.com/reel/DNVCtbbhgxM/
・「BRUSSELS FRIES」 https://www.instagram.com/reel/DSRwiXggS8o/

シンプルだけどクセになる「葱油拌麺」

出挙
「The Bao Factory」   出典:出挙さん

「ガチ中華」が完全に定着した今、2026年にブームの主役となりそうなのが、上海のソウルフード「葱油拌麺(ツォンヨウバンメン)」です。具材は揚げたネギのみという潔さ。しかし、そのシンプルさゆえに、店ごとの「ネギ油」の香ばしさと醤油ダレのバランスが問われる、奥深い一皿です。

これまではコース料理の締めや、点心セットの脇役として登場することが多かったメニューですが、今後はおにぎり専門店のように「これ一本」で勝負する専門店が出てくるのでは。

ぶーすかおくさま
「上海料理 四季陸氏厨房」   出典:ぶーすかおくさまさん

日本で食べられるのは「The Bao Factory」「湘南飯店」「蘭氏食苑」「上海料理 四季陸氏厨房」など。2025年に韓国で爆発的な人気を博した、エゴマ油の和え麺「トゥルギルムマッククス」に続く、“香りを楽しむ和え麺”の決定版として、SNSでも「混ぜる動画」がバズる予感。

ジュワッとバターあふれる「明太フランス」

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amam dacotan 表参道店   出典:su_taさん

日本人が愛してやまない「明太フランス」が、2026年、かつてない熱狂を迎えています。もはやパン屋さんの定番メニューの枠を超え、いまや「明太フランス」という一つのジャンルとして独立した人気を誇っています。

火付け役となったのは、福岡の超行列店として知られる名店「アマムダコタン」の東京進出。そして、それに続くように都内各地で増えているのが「オーダーが入ってから目の前で明太バターを注入し、再加熱する」というライブ型スタイルです。

2026年は「出来立ての香りと音」が価値の指標に。「外側は口の中が痛くなるほどのバリバリ感、中はあふれ出す明太バター」という極端なコントラストが、ショート動画時代に完璧にマッチしています。

ふた旅
「馬場FLAT」   出典:ふた旅さん

SNSでは「馬場FLAT」「かめぱんカフェ」などがバズっています。ちなみに私のイチオシは白山にある「テネラ ブレッド ミールズ」、別格のおいしさです。

大人のための「ガチフードコート」

「虎ノ門横丁(和牛小皿しんうち)」
「虎ノ門横丁(和牛小皿しんうち)」   写真:お店から

かつてフードコートといえば、ショッピングモールの家族連れのための場所でした。しかし2026年、グルメたちが真っ先に向かうのは、都心の最先端ビルに潜む「ガチフードコート(進化型フードホール)」です。予約困難な名店や、実力派ビストロが軒を連ね、好きなものを少しずつ楽しめるこのスタイルが、外食の楽しみ方を根本から変えています。

ブームの先駆けとなった「虎ノ門横丁」や、広尾の「THE RESTAURANT」は、今や成熟した食の聖地。そこへ、2024年〜2025年にかけてオープンした話題のスポットが加わり、熱狂はさらに加速しています。

「T-MARKET」 写真:お店から

特にグルメたちから支持されているのは、虎ノ門ヒルズの「T-MARKET」。ピザ、寿司、パンなど幅広い名店が揃います。また、赤坂の「kaiwaii akasaka」は一番新しいフードコートで話題。東京駅からすぐの「ヤエスパブリック」もアクセスが良く人気です。

こげおにぎり。
「COMMISSARY(ピザスライス カミサリー)」   出典:こげおにぎり。さん

日本橋の「COMMISSARY」のように、アメリカのフードホールさながらのストリート感と、本格的なピザやタコスといった「ガチ」な味を両立させる施設が、感度の高い若者やインバウンド客を惹きつけてやみません。さらに、2024年に誕生した「五反田JPビルディング」内の「五反田食堂」のように、地元で愛される名店が商業施設内に集結する動きも定着。わざわざ何軒もハシゴせずとも、1カ所で「東京の今」をフルコースのように味わえるのが最大の魅力です。

2026年のトレンドは、背伸びしすぎない「ラグジュアリーなカジュアルさ」。今夜はどこへ行こうか? 迷ったら、まずはあのフードホールへ。そんな会話から始まる夜が、今年もたくさん増えそうです。

>>動画はこちら
・「kaiwaii akasaka」 https://www.instagram.com/reel/DQYSrBfgfxM/
・「T-MARKET(BEAVER BREAD BROTHERS)」 https://www.instagram.com/reel/DPOD3L_gQgt/

やさしいスパイス「ネパール料理(モモ&ダルバート)」

元ラーメン店主。
「東京セクワバー」   出典:元ラーメン店主。さん

スパイスカレーの流行を経て、2026年のグルメシーンでついに主役の座を射止めるのが、ネパールの家庭食「ダルバート」と国民食「モモ」です。数年前までは「知る人ぞ知る」存在でしたが、今やそのヘルシーさと彩りの美しさが、健康意識の高い層やインスタグラマーの心を掴んでいます。

ダル(豆スープ)とバート(ご飯)に、さまざまなおかずを混ぜながら食べる「ダルバート」。スパイスによる発汗作用と野菜たっぷりの構成が「罪悪感ゼロの満腹感」をもたらすと大評判です。昨年食べログマガジンで紹介したネパール料理はなんと6軒もありました。「POKHARA」「東京セクワバー」「BUKI RESTAURANT & BAR」「EVEREST KHAJA GHAR」「SHERPA ASIAN HUB」「MOMO Stand Tokyo 2nd」で「MOMO Stand Tokyo 2nd」以外の5軒は全て大久保エリアです。

「MOMO Stand Tokyo」
「MOMO Stand Tokyo」   写真:お店から

さらに、ブームを牽引しているのが進化系ネパール餃子「モモ」です。これまでの「蒸し」だけでなく、スープに浸した「スープモモ」や、スパイシーなタレを絡めた「サデコモモ」など、バリエーションが豊富に。見た目の可愛さと、一口噛むとあふれ出すスパイシーな肉汁が、ショート動画での「シズル感」抜群とあって、広尾の「MOMO Stand Tokyo」のような「モモとナチュラルワイン」を提案するモダンなネパールバルが急増中。

リバイバルなるか?「エッグタルト」

虎太郎がゆく
「ナタ・デ・クリスチアノ」   出典:虎太郎がゆくさん

そろそろリバイバルしそうなのが「エッグタルト」。1999年はマカオがポルトガルから中国へ返還された年で、マカオ文化に注目が集まりました。そのタイミングで、マカオの人気店「ロード・ストウズ・ベーカリー」が「アンドリューのエッグタルト」として大阪・道頓堀に日本1号店をオープン。これがブームの火付け役となりました。

信之2019
「ドース イスピーガ」   出典:信之2019さん

そして今、またエッグタルトがブームになりそうな予感。というのもお隣韓国では既にエッグタルトが大人気。聖水の「MeiTaWang」では拳サイズで巨大なエッグタルトを求めて連日行列。延南洞の「PANET」、城北洞の「Nata de Nata」なども注目です。

えもやん★スイーツハンター
「farieo」   出典:えもやん★スイーツハンターさん

東京のエッグタルトと言えば代々木公園の「ナタ・デ・クリスチアノ」や小川町「ドース イスピーガ」などが有名ですが、2024年麻布台ヒルズにオープンした「LANIGIRO」は驚くほど滑らかなフィリングが特徴で、「究極の口どけ」と評されています。昨年1月にオープンした「farieo」はエッグタルトの専門店。伝統的なポルトガル式をベースにしつつ、現代的なフレーバー展開も魅力です。

東京ダ1700
「123BAGEL」   出典:東京ダ1700さん

個人的には小伝馬町の「123BAGEL」のエッグタルトにハートを射止められました。パイ生地のサクッとした食感とフィリングのクリーミーさのバランスが秀逸です。

懐かしくて新しい「アイミティ&チャイ」

あーちゃんスーパーリッチ
「紅茶の店 Kenyan」   出典:あーちゃんスーパーリッチさん

2024年からの「紅茶ブーム」は一過性のものではありませんでした。2026年、私たちの日常に浸透してくるのは、コーヒーに代わる選択肢としての「クラフト・ティー」です。特に、ミルクの甘みと茶葉の力強さが拮抗する「アイミティ(アイスミルクティー)」と「スパイスチャイ」の人気が再燃しています。

アダログ
「モンマスティー 千駄ヶ谷店」   出典:アダログさん

まず注目すべきは、原点にして頂点ともいえる老舗の再評価です。渋谷で長年愛される「紅茶の店 Kenyan」の「アイミティー」や、千駄ヶ谷「モンマスティー」の濃厚な一杯は、一周回って「やっぱりここが一番落ち着く」と、Z世代から往年のファンまでが列をなしています。

fukuthip
「uRn. chAi&TeA 恵比寿店」   出典:fukuthipさん

一方で、2025年後半から2026年にかけて台頭しているのが、スパイスの配合に徹底的にこだわる「クラフトチャイ」の新店です。中目黒の「モクシャチャイ」や、恵比寿「uRn. chAi&TeA 恵比寿店」などではオーダーを受けてからスパイスをひき、茶葉を煮出す「ライブ感」を重視。また、2024年に渋谷へ上陸した「スミス・ティーメーカー」のように、最高級の茶葉をミルクティーとして贅沢に楽しむスタイルも定着しました。

2026年のトレンドは、ただ甘いだけでなく「茶葉の渋み」や「スパイスの刺激」がしっかり自立していること。ミルクティーも「本物志向」へとシフトしています。お気に入りのマイボトルを手に、自分好みの「追いスパイス」や「ミルクの種類」をカスタマイズして街を歩く。そんな風景が、2026年の新しいスタンダードになりそうです。

>>動画はこちら
・「紅茶の店 Kenyan」 https://www.instagram.com/reel/DNpplFxh3y1/
・「uRn.chAi&TeA 恵比寿店」 https://www.instagram.com/reel/DQ3otJOgTS-/

2026年も楽しみなグルメネタが満載!

今年もトピック満載でお届けしました。皆さんは気になるグルメ、ありましたか?

この中からいくつが2026年のトレンドグルメの記事にランクインするでしょうか。引き続き「食べログマガジン」でウォッチしていただければと思います。

今年もよろしくお願いいたします!

文:山本麻里絵(食べログマガジン編集長)