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〈2024 食通が惚れた店〉
みんなが再び日常的に外食を楽しめるようになった2024年。インバウンドの盛り上がりもあり、飲食業界も新しいチャレンジに目を向けた一年だったのではないでしょうか。
そんな2024年に、グルメ情報を熟知した有識者が惚れ込んだお店や料理についてアンケートを実施。「最も印象に残った店の一品」「3,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。
今回は、歴史あるグルメガイド「東京最高のレストラン」編集長、大木淳夫さんにお答えいただきます。
教えてくれる人
大木淳夫
「東京最高のレストラン」編集長
1965年東京生まれ。ぴあ株式会社入社後、日本初のプロによる唯一の実名評価本「東京最高のレストラン」編集長を2001年の創刊より務めている。その他の編集作品に「キャリア不要の時代 僕が飲食店で成功を続ける理由」(堀江貴文)、「新時代の江戸前鮨がわかる本」(早川光)、「にっぽん氷の図鑑」(原田泉)、「東京とんかつ会議」(山本益博、マッキー牧元、河田剛)、「一食入魂」(小山薫堂)、「いまどき真っ当な料理店」(田中康夫)など。 好きなジャンルは寿司とフレンチ。現在は、食べログ「グルメ著名人」としても活動中。2018年1月に発足した「日本ガストロノミー協会」理事も務める。最新刊「東京最高のレストラン2025」が発売中。
2024年のベストレストラン
Q. 2024年、最も印象に残った店の一品を教えてください
A. 「旧雨」の「小冬瓜の養生スープ」です
「薬膳中国料理店」と聞いて、あんまり楽しくないのではと思っていたのですが、訪れて自分の不明を恥じました。ご主人・前田克紀さんの素晴らしい技術と知識から生み出される一皿一皿はおいしさが全身に染みわたり、なおかつ体がきれいになっていく感覚。特にスペシャリテである季節の養生スープの滋味豊かな味わいは、今思い出してもうっとりします。
「旧雨」の動画はこちら
https://www.instagram.com/reel/DByF8-NvoPV/?igsh=MWlvYjB3MzkyYTJiMw==