〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

ひとつ(宮崎)

浜崎龍
出典:浜崎龍さん

2022年1月に宮崎駅から徒歩12分ほどの場所にオープンした「ひとつ」は、大阪で10年、宮崎で人気の寿司店「一心鮨 光洋」で7年修業した上村 亮介氏が独立し、出店した寿司店です。店名のように、ひとつひとつ丁寧に作られた料理を楽しめます。

宮崎県産の食材を中心としたクオリティの高い寿司を食べられるのに、価格が良心的なため、オープンからわずか数か月で、すでに県内トップクラスの寿司店と評判になっています。

浜崎龍
出典:浜崎龍さん

お昼のコースは「握り12貫」(8,800円)で12時スタート。夜は酒肴と握り「おまかせ」(13,200円)、18時と20時30分の一斉スタートで完全予約制です。厳選された旬の食材と、経験を積んだ上村氏の確かな技術が生み出す逸品は、ゲストを笑顔にするものばかり。南部鉄器で炊いたご飯のシャリ切りを披露したりと、見せ方にも工夫をこらし、エンターテイメント性も高いのだそう。写真を撮りやすく食材を見せたり、そのホスピタリティの高さも人気の理由だと思われます。

お酒好きの方はペアリングも楽しめます。

前日12時までに予約が必要な、持ち帰りのできる「鮨屋のたまごサンド」(1,000円)や「小大名巻」(2,000円)もおいしそう。受け取りは当日12時からで、注文はインスタグラムへのDMまたはSMSで受け付けていますよ。

鮨屋のたまごサンド 写真:お店から

店内はL字形のモダンなカウンターで席数は9席。カウンターの中にはレンガ造りの焼き場があり、臨場感のある造りになっています。床と椅子は黒色でまとめられ、シックで高級感溢れる雰囲気です。

エムナイン
出典:エムナインさん

居心地もよく、おいしくて、訪問したゲストが口を揃えて「この値段でいいのか」と言う良心的な寿司店、これから益々予約が困難になりそうです。

食べログレビュアーのコメント

カフェモカ男
出典:カフェモカ男さん

『前半つまみ、後半は握りの構成。
しゃりは白酢で酸味が強くなくほんのり甘く感じ、きりっとした関東の鮨とは異なりますが、このシャリもまた良いです。』(カフェモカ男さん)

カフェモカ男
出典:カフェモカ男さん

『個人的感想を少し…・
つまみ部門では『初カツオ』の色合いの良さとさっぱりとした旨味。
『タイラギ貝』大きい貝を海苔でまいていただいたのですが、帆立より淡泊ですが、こちらもさっぱりとした旨味が好みでした。
握り部門では『コウイカ』の弾力と甘味、『長崎県の大村湾雲丹』紫雲丹らしい濃い色あいと口に入れた時の濃厚な旨味が印象に残りました。

この日は二名の貸切状態だったので、大将ともゆっくりお話が出来て、美味しくお鮨を堪能する事が出来ました。

季節を変えて再訪したいです。ご馳走さまでした。』(カフェモカ男さん)

カフェモカ男
出典:カフェモカ男さん

『鮨のスタートは鮪から。
花形をスターターに持ってきていますが、つまみがないランチだとお腹を落ち着かせる&満足させるために良い手法ですね。

舎利は赤ではなく白、ほんのりと甘さも加えてあります。
〆も優しく、脂が乗っている素材との相性抜群。
烏賊は塩の量が多いかなと思ったものの、肉厚の素材でねっとりが塩を包み込み美味美味。
ヨコワも珍しい素材で、同行者はこちらに感激していました。
鰆の松前漬けはこの日一番感心させられた品。これまで鮨の概念からも一つ抜けた感覚の鮨。
太刀魚は表面を裏に握る面白いスタイル、表からは何の寿司かよくわからなくなりますね!

パフォーマンス力が高く、インスタを意識したポーズもあり、場が和みますよね。一体感がある客席を創る力がおありです。
海老は旨みが逃げない蒸し仕立て、ギュッとした旨みを楽しめましたよ。
穴子も美味しく、全体を通して、満足度が素晴らしい。

全体の完成度とエンターテイメント感の融合のレベルが素晴らしい!宮崎=ひとつと呼ばれる時代が近く来る予感。』(スタープラチナ・ザ・ワールドさん)

※価格は税込。 

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。 

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。 

文:佐藤 明日香