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〈2020 食通が惚れた店〉
新型コロナウイルスの流行により、飲食店にとっては大きな危機を迎えた2020年。でも、外食シーンの火は消えない! こんなときこそ、おいしいものを食べて元気になり、飲食店を応援したいものです。
そこで、グルメ情報を熟知した有識者に、2020年に惚れ込んだお店や料理についてアンケートを実施。「最も印象に残った店」「2,000円以下のお手軽グルメ」「おすすめお取り寄せ」をうかがいました。
今回は、「麻辣連盟」総裁・中川正道さんにお答えいただきます。
教えてくれる人
中川正道(なかがわ まさみち)
四川省公認の四川料理の専門家。「麻辣連盟」総裁。2002年から4年間、四川省・成都に留学、四川料理に魅了される。2012年に四川の仲間たちと200店舗を食べ歩き、webサイト『おいしい四川』をリリース。2014年夏に日本初の四川料理食べ歩きガイドブック『涙を流し口から火をふく、四川料理の旅』上梓。2017年より開催されている「四川フェス」では実行委員長も務める。
今年のベストレストラン
Q. 2020年、最も印象に残った飲食店を教えてください
A. 「小龍坎老火鍋」です
四川省・成都でNo.1に選ばれた火鍋(※1)が、2019年の暮れに歌舞伎町に進出。噂を聞きつけた在日中国人の間で瞬く間に人気に。材料はすべて四川から取り寄せ、雰囲気も抜群。味も現地の味そのまま。いつも、一番辛い「マーラー火鍋」を注文していますが、もう少しマイルドな「三色鍋」「トマト鍋」などもあります。
※1 「第12回成都美食節民間美食公衆評選」火鍋カテゴリにて1位を獲得