昭和初期に建てられたスペイン様式の伯爵邸宅を利用したモダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」。重厚で華やかな内装や調度品、季節の花々や樹木が伸び伸びと繁るガーデン、そして、食べログでも3.82(2019年4月26日現在)という高得点を獲得する極上の料理が揃った素晴らしいお店です。

約1000坪の敷地にあるガーデンには、スペインのアンダルシア地方より海を越えてやってきた、シンボルツリーとなる樹齢500年のオリーブの樹が。

 

そんな小笠原伯爵邸で毎年行われているのが、“スペインナイト”という一夜限りのスペシャルイベント。今年は5月30日に開催されます。彩り鮮やかなピンチョスやシェフが自ら調理する巨大パエリア、仔豚の丸焼きなど、かぐわしい料理が美しい邸内にズラーリ。華々しいガーデンから普段は非公開のワインセラーにまで料理が並びます。

美しい邸内をぐるりと自由に巡れるように、料理はナイフやフォークがいらないピンチョス形式で提供。繊細な盛りつけを実現するため、シェフ率いる調理チームはピンセットを使って仕上げているそう。

スペイン料理といえば、やっぱりパエリア!! シェフ特製の出汁でたっぷり炊き上げたお米の食感に身も心もとろけそう。香ばしいおこげの歯ざわりもたまりません。

なかなか遭遇することのできない仔豚の丸焼き・コチニージョはスペイン中央部にある都市セゴビアの名物料理。仕込みに3日以上かけ、専用のオーブンで何時間もじっくり焼き上げたお肉は、口の中でほろほろととろけます。

スペイン全土から選りすぐったワインも飲み放題で、お酒好きにはたまらない天国のような空間。

 

しかも、料理だけではなく、カジノや迫力満点のフラメンコ、さらにはトゥナ(スペインで14世紀頃から伝わるギターやマンドリンを演奏する男性グループ)の演奏などのプログラムも充実しています。

シガールーム(喫煙所)もスペインナイト仕様に

 

ワインとピンチョスを楽しみながら、華やかな邸内を見渡すと、本当にスペインの貴族宅にいるような気分に。一度体験したら絶対にまた参加したくなる、最高の一夜を過ごせるイベントです(筆者実体験!)。

 

そんな人が多いためか、毎年、開催前に定員に達してしまうそう。気になるかたは早めに申し込みを。なかなか体験できない本格的なスペインの夜に、ぜひ飛び込んでみてください。

 

スペインナイト 2019 開催概要

日時:2019年5月30日(木) 18:30開場、19:00開会 ※雨天決行

会費:1名あたり女性16000円、男性18000円(税込)

ドレスコード:スペインの情熱的な夜にぴったりな装い

申し込み方法:「スペインナイト」公式サイトから https://www.ogasawaratei.com/event/?p=10224

※定員になり次第受付終了