〈藤島佑雪さんに4問4答〉

衰えるどころかヒートアップし続ける“肉食”ブーム。ステーキに焼肉、ありとあらゆる肉メニューがあるけれど、日本が世界に誇る肉料理「すき焼き」はきちんと押さえておきたい。そこで日本における和牛の求道者であり伝道師、小池克臣さんをお招きし、すき焼きと牛肉にまつわるおいしい歴史から、肉解説、小池さんが愛してやまないすき焼き屋までをお届けした特集に続き、今回は食べログマガジンで人気の連載陣4人にお気に入りのすき焼き屋、好みの食べ方などをインタビュー。第3回は、「出世ごはん」でおなじみの開運アドバイザーの藤島佑雪さんが登場。

〈藤島佑雪さんに4問4答〉

すき焼きを、銀座のクラブホステス時代の衝撃と語る藤島さん。初めての同伴で連れて行ってもらったすき焼き屋の忘れられない味とは？

Q1. お気に入りのすき焼き屋、また誰かを連れて行くならココ！と決めているお店は？

A1. 銀座にある岡半本店

Q2. 選んだお店のお気に入りポイントは？

A2. 銀座の夜のメインストリート、並木通り沿いにあり、同伴で初めて連れて行っていただいたすき焼きのお店として忘れられない一軒です。名料亭「金田中」さんが経営していますから、おもてなしがきっちりしているのは当然として、松阪牛のサーロインやリブロースなどお肉がおいしいんです！生醤油と砂糖、昆布出汁で味付けするという独自のスタイルです。

出典：m.m.tokyoさん

Q3. 好みの食べ方は？

A3. 前菜はシャンパンと合わせて、お肉は赤ワインと合わせてという感じが最高です。また、卵は白身っぽさがなくなるまで、かなりかき混ぜたいですね。今はなき赤坂「よしはし」さんの真似をして、卵白を箸だけで混ぜてつくるメレンゲを真似しようとしましたが上手くいかず、諦めた経緯があります。

Q4. 藤島さんにとって、すき焼きを一言で表すと？

A4. 「ホステス時代の衝撃」ですかね？
これまで家でしか食べたことのなかったすき焼きを外で、しかもシャンパンやワインと一緒にというのは、ただでさえごちそうだったすき焼きが雲の上のラグジュアリーな食べものになった体験でした。贅沢にもいくつもの段階があることを、銀座のすき焼きが教えてくれました。

選者：藤島佑雪
元銀座のクラブホステス。現在は開運アドバイザー＆タロット占い師。初の著書となる『元銀座ホステスが教える強運！美女になる方法』（文藝春秋社刊）を2018年3月29日に上梓。『an・an web』にてお悩み相談「クラブ佑雪」、『VOGUE JAPAN』WEBサイトにて「元ホステス・藤島佑雪が教える開運↑美女になる方法」連載中。夢は名門雑誌『山と渓谷』に執筆すること。

第4回は、フードジャーナリストの小松宏子さんが登場。