【食べペディア】オーストリア発祥の甘いパンの総称『ヴィエノワズリー』

「ヴィエノワズリー」とは、イースト発酵させたパン生地、または様々なペイストリー生地を焼いた甘い菓子パンの総称である。朝食やおやつとして親しまれている。原産はオーストリアなので、「ウィーンの物」という意味を持つ。卵やバター、牛乳、砂糖などを配合した少しリッチな作りで、生地は薄く、層化されているのが特徴だ。

 

パンの種類としては、バターたっぷりの「クロワッサン(三日月形)」、レーズンとカスタードクリームを渦巻状に巻いた「パン・オ・レ、パン・オ・レザン」、赤いプラリネを練り込んだ「パン・オ・ショコラ、ブリオッシュ・ア・ラ・プラリネ」、サクサク食感の「デニッシュ」などがある。いずれも、こんがり焼けたパイ生地からはバターの深い香りが広がり、朝食に食べれば一日を幸せにしてくれる。

 

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