【週末どこ行く?なに食べる?】

今週も気になる新店オープンや、週末行きたいフードイベント、知っておきたいスペシャルメニューなど、グルメ界隈はニュースでいっぱい。週末の予定にも役立つ鮮度の高い情報を一気にご紹介!

1. おでん&熱燗を舟の上で味わう、冬の夜の舟あそび

日本旅館「星のや東京」は11月1日から、夜景を眺めながら、おでんと熱燗を楽しむ、江戸の風情を体験するアクティビティ「東京・冬夜の舟あそび」を開催している。

星のや東京は、「塔の日本旅館」をコンセプトに2016年に開業した都市型旅館。玄関で靴を脱いで入るスタイルで、畳敷きの和室や各階にあるお茶の間ラウンジ、最上階に温泉を備える、都会的かつ和テイストの落ち着いた空間デザインが評判だ。

今回期間限定で実施するアクティビティは、水の都として栄えた江戸の町らしく、かつて人々が楽しんでいた“舟あそび”を宿泊客にも体験してほしいと考案した、日本橋桟橋から浜離宮そばまで貸切舟で往復する約60分間のナイトクルーズ。元禄元年(1688年)に創業した老舗の練物屋「日本橋神茂(かんも)」の、新鮮な鮫肉のみを使い、職人が空気を含ませながら仕上げた“はんぺん”をはじめとするおでんと、酒屋「いまでや」の唎酒師が選んだ4種の日本酒が熱燗で楽しめる。

空気が澄む冬こそ夜景を楽しめる季節。舟の桟敷席のこたつで暖まりながら、東京の夜景と美味しいおでんと熱燗を満喫したい。

 

「東京・冬夜の舟あそび」

期間:2018年11月1日(木)~2019年2月10日(日)

時間:17時45分~19時15分(乗船時間は60分)

料金:2名77,000円、3名88,000円、4名99,000円

※税・サービス料10%別、宿泊料別

予約:ホームページより14日前までに要予約

対象:星のや東京宿泊者限定

2. イタリア・トリノ発「ビチェリン」が日比谷に期間限定で登場!

イタリア・トリノ発祥の、255年の歴史を持つ老舗カフェ「Bicerin(ビチェリン)」が10月6日、東京ミッドタウン日比谷に期間限定でオープンした。

今年6月に日本に上陸し、新宿や池袋、名古屋などでお店を構えているが、これまでのカフェスタイルとは違い、今回はスタンディングのカフェ・バールスタイルでお目見え。日比谷公園を見渡せる絶好のロケーションが、カフェで過ごす時間をより贅沢なものにしてくれそうだ。

ビチェリン

 

味わえるのは、ホットチョコレートと淹れたてのエスプレッソ、冷たい生クリームを注いだ3層になったトリノ発祥のドリンク「ビチェリン」(700円)。ヘミングウェイやプッチーニ、ニーチェもその上品な甘さのあるビチェリンの虜になっていたとか。

バーチ・ディ・ダーマ

 

そのほか、G7伊勢志摩サミットでも各国首脳に提供され、「貴婦人のキス」と名付けられた焼き菓子「バーチ・ディ・ダーマ」(15個入り3,974円~)、ラム&ブランデーもしくはアマレット、ホワイトカカオ&グランマルニエを加えた「大人のビチェリン」(2種類・各800円)、「ピンササンド(ローストビーフ)」(900円)などが楽しめる。

 

期間は2019年3月31日まで。寒い季節、体の芯から温まりそうなビチェリンは、今年の冬のマストドリンクになりそうな予感。

 

※価格は税込

3. シカゴの名店「モートンズ ザ ステーキハウス」が日本初上陸!

シカゴの老舗ステーキハウス「モートンズ ザ ステーキハウス」が11月8日、丸の内二重橋ビル内の商業ゾーン「二重橋スクエア」にオープン。

「モートンズ ザ ステーキハウス」は、1978年にアメリカのシカゴで誕生。全米No.1レストランガイド「ZAGAT SURVEY 2008(ザガット サーベイ)」で“最も有名なレストラン”として取り上げられる人気店で、アメリカを中心に世界75店舗を展開。今回が満を持しての日本初上陸だ。

ポーターハウスステーキ

 

使用する食材はアメリカ産牛の中でも2~3%にも満たない最上級品質の称号「プライム」グレードのビーフ。21~28日間かけてゆっくりと熟成させ、500℃以上で一気に焼き上げ、旨味を閉じ込めるため、名物のポーターハウスステーキをはじめ、どれも表面はパリッ! 中はしっとり。噛めば噛むほど深い味わいが楽しめる。

自慢のポーターハウスステーキのほか、アメリカンロブスター、キングサーモンなどのシーフードも充実。ソムリエによる選び抜かれたワインとともに味わいたい。

文:秋吉真由美