【食べペディア】いろんな味が一皿に盛られたインド風定食『ターリー』

 

「ターリー」とは、直訳すると「お皿」という意味を持つヒンディー語だが、一般的にはインドの「定食」として広く認識されている。同じインドでも、北と南で全く味が異なり、その二面性に胃袋を掴まれる日本人も多い。

 

基本形は、丸もしくは四角い皿に仕切りがあり、米、ナンやチャパティ、数種類のカレーが盛られる。最初はそれぞれの味を楽しみ、後は皿の上で具材を混ぜて食べるのが本場流とされている。インドでは皿ではなく葉っぱに盛り付けることが多かったが、アラブ諸国との交易が古くから盛んだったこともあり、アラブ商人から伝えられ、現在のターリー皿を使用するようになったという説もある。

 

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