【食べペディア】カレーの国が誇る世界三大炊き込みご飯のひとつ『ビリヤニ』

 

ビリヤニとは、インドやパキスタン料理の一種で、スパイスと米、肉、魚、卵、野菜などから作る炊き込みご飯である。パエリア、松茸ご飯と並ぶ、“世界三大炊き込みご飯”のひとつと称されている。インドでは、イスラム教徒の結婚式でお祝いの食事とされているだけでなく、屋台で日常的に食べることもでき、まさに国民食として幅広く愛されている。日本でもスパイスカレーの流行にともない、注目度が高まっている。

 

調理法は、大きな鍋の中に、米、ホールスパイス、チキン、マトンなどを層にして炊き上げる。日本のように生米から作る方法と、半茹での米から作る方法がある。すべての材料をミックスするのではなく、層にして炊くのがポイントだとか。上質なビリヤニは、ある部分はマトンの味がし、ある部分はクローブやカルダモンの味が強く、別の部分にはタマネギの甘さがあり、一口一口が驚きとスパイスの香りに満ちているものといわれている。

 

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