【噂の新店】「400℃ PIZZA SHINAGAWA」
行列してでも食べたくなる! 唯一無二のピッツァを求めて
食べログの全国ピザ(ピッツァ)ランキング1位(2025年6月現在)で「The Tabelog Award 2025 Bronze」を受賞している岡山県の「400℃ PIZZA」。昨年、東京初の店舗「400℃ PIZZA TOKYO」が神楽坂にオープンし、グルメな人たちの間で話題になった。
今回ご紹介するのは「400℃ PIZZA TOKYO」の東京2号店として、6/20にオープンする「400℃ PIZZA SHINAGAWA」。品川駅の高輪口からおよそ徒歩6分、緑あふれる住宅街にも近い好アクセスな落ち着いたエリアにある、洒落た外観のビルの1階。潔くピッツァのみを取り扱う専門店の人気の味と、店舗限定味も登場するとあり、行列は必至だが早めに訪れたい!

エントランスから入ると見渡せる、ゆるいアーチを描くピンクのカウンターに、アーティスティックなトタンの天井デザイン。開放的なキッチンは美しく整理され、冷蔵庫もシルバーで統一感があり、思わず「オシャレ!」と言いたくなるようなモードで洒落た内観に、食べる前から期待値が上がるはず。光が差し込むテラス席や、ゆっくりと寛げるプリザーブドフラワーが飾られた半個室が特等席だ。


新感覚のピッツァを生み出した、お店の哲学とは?
神楽坂で人気を誇るピッツァ専門店のルーツは、岡山の本店(※現在は完全紹介制)にある。イタリアンレストラン出身のシェフが、独学でピッツァを研究し生まれた本店の味から人気が広まり、岡山にもう1店舗、神楽坂店へと継承され、話題となり予約困難店に。品川店のオープンのあとは、ややカジュアルな業態で下北沢店も準備中というから、その勢いはとどまる所を知らない。
店の経営哲学として、特別なものを使わず技術やロジックでほかにないものを生み出すことを掲げ、“どこにでもあるもので、どこにもないもの”を提供している。多くの人が交差する品川で「おいしいピッツァで癒やされ笑顔になってほしい」と、オーナーの意気込みも十分だ。

“何系”と決してジャンルに分類することができない、オリジナリティ溢れるピッツァは、フワフワもちもち食感の独特な生地が、最大の魅力。水分量を多くした生地を、発酵させ寝かせることで、唯一無二の食感を生み出すように開発された。オーブンで約2分半さくっと焼き上げたピッツァは、重く見えるのにふわっと軽く、口の中で溶けてしまうような食感で、耳まで全部ぺろりと食べられる、そのおいしさに虜になるはずだ。メニューは月2~3回替わるので、ぜひ通いたい。
