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今回は、アラカルトのメニューから4品をご紹介。王道メニューもあるが、一工夫アレンジして日本のイタリアンとして昇華した品ばかりだ。
チーズと黒コショウを使ったシンプルなパスタで知られるカチョエペペをアレンジ。鮮魚は鯛を使い、完熟ライムの皮やレモンで酸味を加味。カンボジア産生コショウは食感も楽しい。 「もったりとした中にも爽やかさがあってパクパク食べられるパスタです」と小倉シェフ。


門上さん
魚介が入るカチョエぺぺは初めて。シンプルさに新たな世界が加わります。
トマトやチーズを使ったしっかりめのソースでいただくパッケリ。パスタをしっかり噛んで味わう喜びがある一品。


門上さん
南イタリアのパスタ料理・アマトリチャーナ。ベーコンとタマネギのバランスが見事!
店では定番のピッツァの他、季節の名前をつけたオリジナルも提供。秋ならば豚バラコンフィと栗など素材の組み合わせもユニーク。生地に九州産小麦・スタッカートを使用し、歯切れのよさが魅力。


門上さん
春の時期に菜の花や若牛蒡を使ったピッツァをいただきましたが、春の香りと味わいをしっかり感じられました。
リュウキュウイノシシの肩ロースを薪焼きに。ソースではなく付け合わせでいただくスタイル。付け合わせはピコ・デ・ガロ(メキシコ料理で使われるサルサの一種)をイメージした野菜のサラダ。トウモロコシで甘みを加え、ヒハツをアクセントに使用している。店では、骨付き仔羊や黒毛和牛など定番の他、このリュウキュウイノシシや長崎県の放牧豚、山羊など珍しい肉料理がオンリストすることも。


門上さん
背肉の脂分のうまみと奥行きある味わいが素敵です。
日本独自のイタリアンへ
「まずはいろんな方々に、この店に慣れ親しんでいただきたいですね。そして、ゆくゆくは日本独自のイタリアンとして認知されればうれしいです!」と小倉シェフ。どんな日本のイタリアンが生まれていくのか、期待大! 今後の展開が楽しみな一軒だ。

門上さん
カウンターメインでカジュアルな雰囲気が好感を呼びます!




