〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。

Hygge by ØC(長野・軽井沢)

厳選素材のクレープ 写真:お店から

2025年、軽井沢星野エリアにある複合施設「ハルニレテラス」内に、厳選素材のクレープを提供するカフェ「Hygge by ØC(ヒュッゲ バイ オーシー)」がオープンしました。

店名の「Hygge」は、デンマーク語で「心地よい場所」という意味で、自然に囲まれた軽井沢で、あたたかく、心地よい時間を過ごしてほしいという思いが込められています。「ØC」は、デンマーク語でオーガニックを意味する「Økologisk」の「Ø」と、「Crepe」の「C」を合わせたもの。「Whole Nagano Produce」をコンセプトに、小麦や卵、牛乳などクレープの主要な材料は長野産のものを使用し、ここでしか食べられないバージョンのクレープを浅煎りのコーヒーとともに楽しむことができます。

ハルニレテラス 写真:お店から

「軽井沢の日常」をコンセプトにしてきた「ハルニレテラス」は、今年7月で開業16周年を迎えます。その中で、朝食やカフェの時間帯に、もっと食の幅を広げたいという星野リゾートの思いと、オーガニックの素材にとことんこだわって、シンプルで上質な甘みを帯びたクレープを提供するØCの世界観がシンクロしたのだそう。

落ち着いた空間 写真:お店から

白を基調としたシンプルな店内は、軽井沢の自然をイメージしたモスグリーンがアクセントカラー。ナチュラルなインテリアで、温かみを感じる落ち着いた空間に客席は、28席です。テラス席も8席あり、ペット同伴も可能。

シュガーバタークレープ 写真:お店から

シグネチャーのシンプルながら味わい深い「シュガーバタークレープ」1,320円は、シェフが海外での豊富な経験から生んだ特別なレシピ。シェフが厳選した、生産者の方々の思いがこもった食材を使用しています。あえてバターを溶かさず、フォークとナイフで切りながら食べるスタイルが特徴です。複雑な甘みと、じんわり感じるうまみ、温かいクレープと冷たいバターのコントラストにより、一口ごとに幸せな気持ちになります。「今まで食べたクレープで一番おいしかったという感想も多いです」と店舗スタッフは話します。

「プロローグコーヒー」の豆を使用 写真:お店から

クレープと一緒に楽しみたい「コーヒー」660円は、デンマークを代表するコーヒーロースター「プロローグコーヒー」の豆を使用しています。デンマークスタイルのフルーティーな味わいや繊細な香りが楽しめる浅煎りのコーヒーです。

あずきバターミニクレープ 写真:お店から

また、ワンハンドスタイルのテイクアウトクレープ「あずきバターミニクレープ」660円の提供も予定しているそう。ハルニレテラス内のベンチで湯川を眺めたり、遊歩道を散策したり、食べ歩きをしたりするのにぴったりですね。

自然に囲まれた心安らぐカフェ「Hygge by ØC」で、味わい深い「シュガーバタークレープ」を楽しんでみてはいかがでしょう。

※価格は税込。

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https://www.instagram.com/tabelog/

文:佐藤明日香