アラカルト×深夜営業×本格派タイ料理!
料理は「好きなものを好きな時に、好きなだけ。自由なスタイルで楽しんでほしい」とすべてアラカルト。木・金・土曜は深夜3時までオープンしているので、遊んだあとのアフターや、飲みの〆に辛い料理などに利用可能。発酵ソーセージのライスコロッケサラダは、パクチーやミントを入れてレタスで包むタイ料理。パンチのある辛さと爽やかな味わいのハーモニーが、お酒のお供にも最適だ。
川井さん
レタスに包んだ発酵ソーセージのうまみとライスコロッケのサクサク感、パクチー、ハーブが素晴らしくおいしい。次に来た時も注文マスト。
病みつきになること間違いなしのタイ流フライドポテトは、酸味と辛みの二重奏の刺激が後を引く。香辛料は完全オリジナルで調合し、レモングラス、バイマックル(こぶみかん)などを、乾燥粉末にしてポテトに和えたもの。思わずこの禁断の粉末を持ち帰りたくなるはず。
川井さん
スパイスが利いてもっと辛い味を想定していたが、優しい酸味と辛みの利いたポテトフライ。味にビアちゃんの性格が出ているのかな……。ビールが進む。
「ビアんちのガイヤーン」は上質な黒さつま鶏を、レモングラスやタイの生姜を使った自家製ダレに3日間じっくりと漬け込んで、焼き揚げた料理。皮は北京ダックのように、パリパリに仕上がるように、油を丁寧に回しかけて、香港風に。ブラックソース、コチュジャン、どろっとしたタイの醤油ベースのつけダレソースがまた、お酒を誘う。
川井さん
店の一押しメニューだけあって外せない! 黒さつま鶏はうまみが強く、それを自家製ダレに3日間漬け込んで焼き上げたそう。窓際にはその鶏が吊るされている。肉は想定よりもやわらかく皮はクリスピー。穏やかにおいしい。
飲んだあとの〆に食べたい麺ものは、タイ風カレーラーメン「カオソーイ」がおすすめ。タイの北部チェンマイ発祥の料理をベースに、昆布と鰹の出汁、全粒粉のもちもちちぢれ麺に、しっとり低温調理した鶏や、田中農場の半熟卵、高菜の酸味のアクセントが絶妙なハーモニーを奏でる。カレー味からふんわりと香るココナッツミルクと、上品な出汁が口の中でミックスされ、日本とタイを行き来する。
お粥のようなホッとする味わいの、タイ中華風鮭おじや「深夜に食べたい鮭ジュークムーデン」が登場。じっくりと煮込んだ鶏ガラスープを使った優しい一品は、胃にも心にも染み渡る。
川井さん
タイの朝食の定番を深夜に持ってくるとは、面白い! おかゆと豚肉つみれ団子の組み合わせ。なかなかおいしい。クセになるかも。