〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
「Pasticceria Bar Pinocchio di Calimero」
2024年9月4日、神戸・みなと元町に、イタリアの郷土菓子を楽しめるバール「Pasticceria Bar Pinocchio di Calimero(パスティッチェリア バール ピノッキオ)」がオープンしました。
店主の岩本彬さんはイタリア・マルケ州マチェラータに滞在し、現地のイタリアンバールで住み込みで働いた経験の持ち主。滞在中に出会ったお菓子屋さんのおばあちゃんの焼くお菓子に魅了され、彼女からイタリア菓子の手ほどきを受けました。
帰国後は東京のイタリアンバールやカフェで勤務しながら、リモート授業のように、イタリアの師匠と文通やお菓子のやり取りをしながら郷土菓子を学び続けました。
師匠との6年のやりとりを経て、都内のイタリアンバールにてバリスタ兼菓子職人として勤務したのち、東京・富士見ヶ丘に「Pasticceria Bar Pinocchio」を開業。しかし開業から2年後に交通事故に遭い、閉店を余儀なくされたそう。
退院後にデパートの催事や各地のイタリア郷土料理店などでイベントを行う中、神戸・元町「Osteria Calimero」にてイベントをした際、オーナーシェフの仲村潤也氏と意気投合。オーナーの「神戸で気軽にイタリア郷土食文化を楽しんでもらいたい」という思いと、自身の「少年時代の大半を過ごした思い出の地・神戸でチャレンジしたい」という思いがフィットし、お店をオープンすることになりました。
お店があるみなと元町は三宮や元町からは少し離れるものの、古き良き神戸の面影が残り、下町らしい空気ただよう落ち着いた雰囲気のエリアです。
お店でいただきたいのは、岩本さんがイタリア滞在時代にお世話になったお菓子屋さんのおばあちゃん直伝の濃厚チョコプリン「ボネ」600円や、イタリア各地の郷土焼き菓子 200円。
「ボネ」は 岩本さんがイタリア各地でいくつも食べた中でも、師であるお菓子屋さんのおばあちゃん直伝のものが一番だったそう。
素朴でやさしげなビジュアルのイタリア各地の郷土焼き菓子は、現地の味わい、食感や香りを大切に焼き上げています。
店名でもある「ピノッキオ」や50〜70年代のイタリアのアンティーク雑貨で飾り付けられた空間で、イタリアへ旅するような気分を味わって。
食べログレビュアーのコメント
『オープン前からお聞きしていて、オープンされた直後にお伺いさせていただいたのですが、満員で、その日は時間が無く訪問できず。それから時間があきましたが今回訪問。イタリア各地の焼き菓子をいただきました。
店主のイタリア菓子への思いをお聞きし、美味しい焼き菓子とエスプレッソをいただきました。お菓子はどれも美味しく、個性がありなかなか他では味わえなかった待望していたお菓子で大満足。思わずエスプレッソのおかわりとお菓子を追加しました。
店内の雰囲気も若かりし頃に行ったイタリアのバルの様で、とても楽しく美味しい時間を過ごせました。季節毎にお菓子を入れ替えられていくとのことであり、こらから楽しみです。ごちそうさまでした』(ttk040208さん)
※価格はすべて税込。