【食べペディア】インドと中国の美味しい融合『インド中華』

「インド中華」とは、インドに移住した中国人から伝わり、インド流にアレンジされた中華料理のことで、“インディアン・チャイニーズ”とも呼ばれる。味付けはスパイスを使わず、赤唐辛子のペーストにニンニク、生姜、トマトなどで作られた「シェズワン（四川）ソース」や醤油の一種「ソヤソース」で調味される。店ごとに個性があるが、代表的な料理として、インドのカッテージチーズ「パニール」を使ったピリ辛の「チリ・パニール」やカリフラワーを鶏の唐揚げのように仕立てて甘酢仕立てにした「ゴビマンチュリアン」などがある。インド料理とも中華料理とも違う独特の風味に魅せられる人が増えており、新しいジャンルの料理として注目される。

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