〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
うどん しろおび(東京・千駄木)
2024年5月8日、「うどん しろおび」が千駄木にオープンしました。うどん県、香川県の島しょ部、豊島そして直島で人気を博したうどん店が東京に移りオープンとなりました。
店主はもともと東京出身。会社員を辞め、香川県の職業訓練校「さぬきうどん科」に入学したという異色のキャリアの持ち主です。2020年、香川県の豊島にてうどん店を開業。その後、2021年、現代アートの島として知られる直島に移転し開業。直島の店を閉め、東京に戻った後は世田谷で間借り営業を続け、2024年5月に待望の東京での店舗オープンとなりました。
場所は谷中銀座近く、商店が立ち並ぶ「よみせ通り」から路地を入った「すずらん通り」沿いにあります。席数はカウンター4席にテーブル席2席の合計6席。インテリアデザイナーだった店主自らが設計した店内は、こぢんまりとしていながら、無駄な装飾がなく、すっきりと機能美あふれる内装になっています。
メニューは、温かいもの、冷たいもの、そのままが選べる「かけうどん系」と、冷たい「ぶっかけうどん系」、同じく冷たい「しょうゆうどん系」の3タイプ。それぞれに、トッピングする具材など好きなものを選べます。
おすすめは「温玉ぶっかけ」(800円)。シンプルにうどんにつゆをかけ、トッピングは温玉と、麺のおいしさを堪能できるメニューです。うどんはツルリとしたのどごしで、モチッとした食感と強すぎない、ほどよいコシが絶品。あわせるぶっかけつゆは、利尻昆布・瀬戸内いりこ・宗田節など3種の混合節を合わせたもの。奥深い旨みとコクのある温玉との相性も抜群です。
やはり、うどんそのものを楽しみたい人には、シンプルな「かけうどん」(650円)もおすすめ。夏場は冷たいつゆでさっぱりと、冬はだしの旨みたっぷりの温かいつゆが体を芯から温めてくれます。
「しょうゆうどん系」なら「月見しょうゆ」(700円)。だししょうゆには小豆島産の香り高いしょうゆに宗田節を漬け込んだものを使っています。
サイドメニューは以前の店舗で好評だった「だし巻き」と甘辛く煮た鶏肉が入っている「かしわおにぎり」などが用意されています。
うどんを学びに香川県に渡り、本場で学んださぬきうどんと共に東京に帰ってきた店主。すでに多くのうどんファンの心を掴んでいる「うどん しろおび」に、訪れてみてはいかがでしょうか。
食べログレビュアーのコメント
『待つ事10分少々で、「おろししょうゆうどん」が到着。
綺麗に整えられた麺線が美しく、艶やかな麺肌がとても美味しそうです。
「うどん」は弾力と粘度が絶妙で、歯応えが有ってネバリも有ります。
そして小麦の風味は最近のラーメンなどよりも控えめで自然な感じです。
醤油の香ばしさと宗田鰹の旨みが想像以上で、大根おろしの辛味が絶妙に合っていて、シンプルながら「うどん」の旨さが存分に味わえます。
カウンター上にはお好みで追加出来る薬味も有ります。
揚げ玉と擂り胡麻を追加してみます。
揚げ玉の香ばしさと胡麻の風味が加わると、味に厚みが出ます。
胡麻の風味は生姜とも合っていて、大根おろしや出汁醤油と共に「うどん」を絶妙にアシストしています』(alt_momoさん)
『牛肉ぶっかけ 提供
見た目 ……旨そうです。肉もうどんも … 何か綺麗な感じです。
別皿にネギとしょうが… 何か違う
ウマソウ
味は ……
美味しい!モチっとした絶妙の食感!水分量、本場讃岐うどんのぶっかけな感じで … めちゃくちゃ旨い!のど越しも素晴らしい… シューと入っていく … 肉も普通のお店の肉より何か旨い!甘さもちょっと上品 … で … でも、しっかりと出汁とうどんにマッチした分かりやすい味で … 本当に素晴らしかったです。他のうどんも食べてみたくなりました』(特盛ヒロシさん)