【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレー#8】「エリックサウスマサラダイナー」

東京のみならず日本を代表する南インド料理店として知られる「エリックサウス」。南インドの定食“ミールス”や南インドスタイルのスパイス炊き込みご飯“ビリヤニ”をマニアから一般層にまで広めた貢献者といっても過言ではありません。

 

そのエリックサウスの新店「エリックサウスマサラダイナー」が、2018年のゴールデンウィーク中に満を持して東京・渋谷の宮下公園近くにオープンしました!

 

お店のテーマのひとつに、“モダンインディアン”というものがあります。モダンインディアンとは、ロンドンを中心に盛り上がってきている、インド料理の伝統にとらわれない新しい発想で作られた料理のこと。

 

「前菜5種盛り合わせ」

 

例えば前菜盛り合わせの中にごくごく自然に、中南米発祥の料理であるセビーチェのインドアレンジなんかが入っていたりするので最初から気が抜けません。

 

「肉盛り」

 

また、グリル料理も充実! 肉盛りにするとラム肉のスパイスステーキ、チキンティッカ、ビーフシークケバブ、ゴア風ソーセージが一度に食べられるという天井知らずの充実感!

 

何を食べても美味しいのはエリックサウスの常ですが、中でも一番驚いたのはスペシャルカレー。その名も「豪州産ラムの赤ワイン煮込みと2種の特徴的なグレイヴィ 皿上で完成するラムカレー」という凄いもの。

 

「豪州産ラムの赤ワイン煮込みと2種の特徴的なグレイヴィ 皿上で完成するラムカレー」

 

まず、メインの皿にはフランス料理のナヴァランにスパイスを加えたもの。これだけではギリギリカレーなのかカレーじゃないのかという立ち位置にある料理ですが、味は十分完成された美味しさ。これに赤のグレイヴィを加えると欧風カレー的な味に変化。そして緑のグレイヴィを加えると中東料理的な味に変化。最後に全てを混ぜるとインド料理的な味に完成するという、料理のマジックを見せられているようなとんでもない逸品です。

 

一皿でフレンチ、中東料理、日本の高級カレー、インドカレーの4種類の味を楽しめてしまうという凄まじさ。これぞモダンインディアンであり、日本では他に食べられないカレー。これをベジタブルビリヤニと合わせたらそれはそれは美味しかったです。このカレーを含むモダンインディアンのフルコースや、それに合わせる厳選のワインもあれば、一人でちょい飲みにも対応できるカウンター席限定メニューもあり、どのようなシチュエーションにも応えてくれるお店。

 

カレー好きのみならず、すべてのおいしいもの好きは要注目のお店です!

取材・文:カレーおじさん\(^o^)/