〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鳥おか(東京・神谷町)
2024年3月13日、麻布台ヒルズに「鳥おか」がオープンしました。日本一予約が困難と言われる目黒の焼鳥店で「食べログ 焼き鳥 EAST 百名店」にも選出されている「鳥しき」の分店です。
場所は、麻布台ヒルズ ガーデンプラザC 地下1階。マーケット内のテイクアウト専門店「麻布台 鳥しき」に隣接しています。
店主兼焼き師を務める大平貴紀氏は、メキシコの地でシェフとして活躍後「鳥しきICHIMON」代表・池川義輝氏の下へ。「鳥しき」の休業日に店名を変えて営業する「鳥かど」の店主に就任し、4年間経験を積んだ後、「鳥おか」の店主に抜擢されます。
「鳥しき」直伝の“強火の近火”で焼き上げる串は、肉の表面を一気に焼き上げて肉汁を閉じ込める、従来の焼鳥の概念を覆す味わい。店内で提供する焼鳥は、コクと旨みがたっぷりの福島県産伊達鶏を使用しています。
メニューは「おまかせコース」17,600円のみ。定番人気から希少部位、旬の野菜まで楽しめる串物をベースに、大平氏の海外経験を活かしたオリジナリティあふれる逸品料理も組み込まれています。他では食べられない唯一無二のコース内容が魅力のひとつです。
座席数はL字形カウンター8席。どの席からも焼き台が見えて、ライブ感あふれる造りになっています。
店内のコンセプトは、池川義輝氏がかねて思い温めてきた「古き良き屋台の焼鳥屋の再生」を、現代のモダンなフィルターを通して解釈した「鳥しき流 屋台の焼鳥屋」。仄暗いスタイリッシュな空間は、商業施設であることを忘れさせてしまうほど。親しい人と特別な日に訪れたくなる新店です。
完全予約制(1部/12:00~15:00、 2部/17:00~20:00)で、予約はOMAKASEからのみとなります。
食べログレビュアーのコメント
『炭焼きパンとしめじと舞茸のバルサミコソテーからスタート。
炭焼きしたバケットの上にはサワークリームとナッツ、そしてしめじと舞茸をバルサミコでソテーしたものが絶妙な味です。
焼鳥の1本目のかしわ(鶏のもも肉)。
かしわ(鶏のもも肉)は肉厚でプルンプルン。
表面はカリッとしながら中身はジューシーで、たまらなく美味しいです。
クスクスのサラダは、クスクスの上に低温調理した伊達鶏のもも肉を炭火で焼き、その上に蜂蜜とマスタードで味付けし花山椒が。
とても変わったメニューなのは、大平大将がメキシコで修行した経験からとの事。
伊達鶏のもも肉に蜂蜜とマスタードの味付けが逸品で、花山椒がアクセントになっています。
つくねは、つくねの小ぶりなポーションに対して、軟骨が大ぶりなのでコリコリ感がさらに増しており、とても美味しかったです。
最後の料理の締めはまさかのチキンパエリア。
メキシコの修行を生かされており、これが結構病みつきになります。
定期訪問確定です』(ちびいとさん)
『「鳥しき流屋台の焼鳥屋」をテーマにした店内は完全予約制。
外の喧騒を忘れさせてくれる、わずか8席の空間はなんと言っても「特別感」がスゴいんです。
と言っても敷居が高いわけではなく大将たちとフランクに話しながら食事ができるのは嬉しいポイントだね。
まずは看板メニューの肉厚なかしわでココロを奪われ、様々な極上王道串が続き最後はまさかのパエリア、ティラミスで締めるギャップも楽しめるコース構成。
うーん…さすが満足度高いな』(ishiyama1480さん)
※価格は税込