これが門上さんおすすめの「きつねうどん」!
完成したのは、きつねうどん(小盛り880円)。「最初に何もかも入れてしまうとだしの味がわからなくなってしまう」と、炊いた揚げやショウガ、ネギ、ゴマなどのトッピングは別盛りになっている。すっきりしただしとしなやかなうどんを味わいつつ、揚げや薬味を加えていき、だしの味が変化していくさまが楽しめる趣向だ。
門上さん
うどんはコシというより弾力があり、だしとの相性に感動。サバやウルメを使っただしの味わい、そのしっかりした輪郭がすごいと思いました。揚げも甘さだけでなく、だしの味わいがきいていました。
目指すは“うどん前”! 一品も多数用意
「そば前ではなく“うどん前”ができれば。昼夜ともに、一品料理もたくさんご用意しています」との言葉通り、だし巻き玉子や自家製からすみ、鴨ロースなどのアテも充実。夜はおきまり(3,000円)で先付や八寸が味わえ、コース仕立ても可能だ。
「だしがおいしいという文化をちゃんと守って、大人はもちろん子供たちにも伝えていきたいです」と宮本さん。「何より、気軽に来ていただければうれしいです」
門上さん
一品メニューや前菜の質の高さはさすがです。