〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
SOBASAY(東京・小伝馬町)
2023年9月、小伝馬町駅から徒歩3分ほどの場所に自家製の機械打ち十割そばを提供する「SOBASAY」がオープンしました。2015年に渋谷に居酒屋として開業し、2022年に“飲めるそば店”に業態変更をした「ウメバチ」の姉妹店です。
カフェやバーと間違えてしまいそうなスタイリッシュな店内には、カウンターに客席11席と、奥には立ち食いできるスペースもあります。夜は照明も暗めで雰囲気が良く、サクッとおいしいそば前と日本酒を楽しむのも良さそう。
同店では十割そばのみを提供。つなぎの小麦粉を使わずに、そば粉100%で作るグルテンフリーのそばは、タンパク質も摂取でき、食物繊維も多く含まれています。また、さまざまな産地のそば粉を日替わりで使用し、そばの香りが楽しめるよう、出汁も飲みきれるような優しい味わいに仕上げています。出汁には手火山式焙乾製法で作られる「カネサ鰹節商店」の鰹節を使用。創業から140年以上受け継がれる伝統製法による昔ながらの味わいが、十割そばのおいしさを引き立てます。
そばのメニューは、シンプルな「もり」「かけ」各700円の他、ジューシーなお揚げが存在感のある「きつね」900円、トマトの風味が爽やかな「トマト蕎麦」800円、アサリのうまみたっぷりの「貝出汁花巻」900円、上品な味わいの「肉蕎麦」1,400円。限定メニューとして「天然きのこ蕎麦」や「芹蕎麦」「木下牛の肉蕎麦」などが出るので、気になる方はお店のSNSをチェックしてみてください。トッピングには、他店では見かけない「グリーンカレー」200円があり、レモングラスやパクチーの香りと独特のエスニックな味わいが人気だそう。自家製のペーストは、そのままでもお酒のアテになりますよ。
夜は「コノシロ酢〆」600円や「鴨ロース山椒煮」800円など、お酒がすすむ一品もそろっています。
大人の雰囲気で、昼飲みも楽しめるそば店。限定メニューや裏メニューも魅力的で、訪れる度に新たなおいしさに出会えそう。知っていると重宝する新店です。
食べログレビュアーのコメント
『牛の個性にあわせて育てる木下牛の
肉そばの抜きを蕎麦前として頂く。
肉の甘みがしっかりしていて、
旨すぎて…
おかわりしちゃいました。
これは次からまたマストですね。
⚫︎天然きのこ蕎麦
白神山地の天然きのこを
ここまで贅沢なボリュームで
いただけるとは!!
もぅ、圧巻です!
きのこの山のよう(笑)
まずは香りが神々しい
フレッシュな香りが立上がる立ちこめます。
ビジュアル通り、肉厚で味が濃ゆい
じゅわ〜と味わいが広がります
埼玉県三芳の夏新そばは、このきのこと
友好条約を結んでいるかのようで
爽やかな香りがきのこの合間から
しっかりと伝わってきます。
しなやかな流線を描きながら、
味わいがぐんぐんときます。
喉から胃へ通じる時に実に気持ちよき。
いいですなぁ』(ゆってぃ4126さん)
『ランチ時に、きつねそばと鶏そぼろ親子丼をいただきました。
香り高い蕎麦を楽しむために京料理を思わせる柔らかい出汁。お揚げさんはきざみではなく、ちゃんと炊かれているけど、優しい味。ネギもなし。
卓上に七味も一味もない。
蕎麦を楽しむための引き算…
お江戸の蕎麦に慣れている人、好きな人は「なんじゃこれ」となると思う…そのまんまを受け容れられる人には良いお店ではないかと…
鶏そぼろ親子丼は大盛りでいただきたいレベル。
そぼろと言えば炒り尽くしたような印象があるかも知れないけど、こちらのあんかけ風の仕上げはとても好き。卵黄と絡めるとしっかり親子丼。旨い!
当日の昼の十割蕎麦は埼玉県三芳町の蕎麦粉を店内製麺されたもの。
“通”ではないので香りだけじゃ産地の違いまでわからないけど、蕎麦の香りはしっかり。
これまでにはない楽しい蕎麦体験ができました』(O-YA-Gさん)
※価格はすべて税込。