〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
むぎとオリーブ 銀座本店(東京・銀座)

2023年5月、銀座駅から徒歩6分の銀座三原通り沿いにある「むぎとオリーブ 銀座本店」が、2カ月の休業期間を経てリニューアルオープンしました。同店は2014年にオープン、翌年から3年連続でビブグルマンに選出。「食べログ ラーメン TOKYO 百名店」においては6年連続でノミネートされている人気店です。
店主は、父親が営む洋食店やフレンチなどでシェフを務めた異色の経歴の持ち主。独学で生み出したラーメンは、産地にこだわった素材で丁寧に旨味を引き出したスープに、低温調理の鶏チャーシューや味変用のエシャロットオリーブオイルなど、フレンチのエッセンスを加えた唯一無二の味わいです。

おすすめは「蛤SOBA」1,500円。豊洲から仕入れる100%国産の蛤を、生の状態から丁寧に煮出して旨味を抽出したスープは奥深い味わい。リニューアル前より蛤の量を増やしているので、旨味もさらにアップしています。

今回のリニューアルオープンでは、すべてのメニューにおいて麺やスープの素材、使用量、抽出時間などを根本から見直し、大幅に改良をおこなったそうです。例えば「シン・鶏SOBA」のスープは、築地の「鳥藤」から仕入れる丸鶏の量を増量し、8時間以上一定の温度で煮込んでいます。「蛤・魚節・鶏のトリプルSOBA」は、リニューアル前の煮干しから魚節に変更することで、上品で芳醇なスープに仕上がっています。
精算システムも完全キャッシュレス対応になりました。日本語のほか英語、中国語にも対応しているので、土地柄も相まってさまざまな客層で賑わいそうですね。

座席数はカウンター15席。店内はL字になっており、奥の席だと外の喧騒も気にならず、ゆっくりとラーメンを味わえそうです。化学調味料無添加で繊細かつ上品な味わいのラーメンは、ヘルシー志向の方にもピッタリの一杯。女性ファンが多いのも納得です。
食べログレビュアーのコメント

『券売機はキャッシュレス決済のみで現金払いは不可という珍しいタイプ。今回は鶏・煮干・蛤のトリプルSOBA(1,400円)を注文。
カウンターで店内を見ていると5人の従業員の方がおられ、普通の店よりも多いなという印象。1杯1杯丁寧に作られていて、それくらい手がこんでいるし、人手も必要なんだろうなという印象。
店内もキレイで銀座のラーメン屋らしい上品な感じ。
着丼。丁寧に作られていて、見た目からおいしさを感じる。早速スープからいただいてみる。
鶏のコクから始まり、その後に煮干しの旨味、最後に蛤の旨味と香りが感じられる1杯のスープで複数の味わいがバランスよく味わえる優しいスープだ。かなりおいしい。
麺は中細麺で歯切れの良い食感で食べやすい。
チャーシューは低温調理でいい色味をしている。お肉の食感もよく、ラーメン屋というより洋食に近い感覚の上品なおいしさ。
スープの旨味がありつつも優しい味わいなので、最後まで飲み干し、完飲した。
さすがのレベルの高さを感じられる1杯だった』(百名店好きさん)

『平日の12時30分過ぎに訪問。並び4名。
先にお店入ってチケット買うシステム。お店が推している蛤SOBA並(1,500円)と特製トッピング(500円)を注文。
10分ちょっとで入店。5分も経たず着丼。
さて、まずはスープ。うまいっ!うまいっ!1口目が感動レベル。しっかりとした蛤の味。それに劣らぬ醤油の自己主張。
そして期待をこめて麺。これまた美味しい!固めのしっかり麺を固めに仕上げてる感じ。好みですわー
特製トッピングはチャーシュー類が最高。「ここ料亭?」って思うレベルのチャーシューも』(BB1016873さん)
※価格はすべて税込
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
文:斎藤亜希