〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。

COWMAN STEAK CLUB(東京・赤坂)

写真:お店から

2023年3月に神楽坂の人気ステーキ店「COWMAN STEAK CLUB」が、赤坂駅から徒歩5分ほどの場所に移転オープンしました。既存のアメリカンステーキハウスの概念にとらわれない、肉に合う最高のコース料理をカウンターで提供できる隠れ家的な物件に出会い、今回の移転を決意。美食家の多い港区赤坂という地で新たなゲストに同店の肉を知ってもらいたいという思いもあったそうです。

Tボーンステーキ 写真:お店から

同店では、アメリカ・キャッシュバレーの大自然で育ったブラックアンガス牛を牧場から直送し、本場同様の調理法で提供しています。冷蔵で直送するため、肉は新鮮。コースメインのTボーンステーキは、敢えて熟成せずにフレッシュなまま提供します。厚切りの肉を900度のオーブンで一気に焼き上げるため、表面はカリッと香ばしく、中はしっとりジューシー。旨味溢れる赤身のアメリカンステーキは絶品です。

写真:お店から

手掛けるのは、健康のための栄養や上質な食文化を世界に広めるフードプロジェクトを展開する株式会社ゲルニカ。その事業の一環で最高品質のアメリカン・ビーフを現地から直輸入していましたが、「COWMAN STEAK CLUB」のオープンを機に、自社牧場を開設したそうです。現在最先端の牧畜技術で、アメリカで使用許可されている成長ホルモンを一切使用せず、全てオーガニックの飼料で安心・安全な最高品質のブラックアンガス牛の生産を目指しています。

使用するブラックアンガス牛は、アメリカンビーフの最高峰とも言われ、適度なサシが入り肉質は柔らかですが、赤身がしっかりしているため、肉本来の旨味があります。とろけるような舌触りが特徴で、甘味と香りも抜群。サーロインでは脂肪分は和牛の約1/4でカロリーは半分以下というのもうれしいですね。

ライブ感を楽しめるカウンター
ライブ感を楽しめるカウンター   写真:お店から

カウマン(牛飼い)の秘密クラブをイメージしたという店内は、隠れ家的でラグジュアリーな大人の空間。外からはレストランとわからないような外観ですが、中に入るとシャンデリアや大理石などの煌びやかな装飾品に気分が盛り上がります。五感で食事を楽しめる臨場感あるカウンター席10席の他、6名用のテーブルが1卓、4名まで利用可能な個室が2室あります。個室は2室を1室に統合でき、最大14名まで利用可能(個室1名3,300円の利用料がかかります)。

写真:お店から

メインの肉に合う季節の旬の食材を使った、バランスの良い「おまかせコース」16,500円では、前菜からメインまで、オリジナリティ溢れる料理が目白押し。今の季節は「信州サーモンの燻製 菜の花といくら添え」や「春キャベツと新玉ねぎのポタージュ」「桜鯛とアスパラガスのラグー生パスタ」など春らしい一品が堪能できます。自慢の「Tボーンステーキ COWMAN STYLE」や「締めの逸品 ビーフストロガノフ」も楽しめる、ボリューム満点の満足度の高いコースです。

特別な日に訪れたくなる、とっておきのステーキ店です。

※価格はすべて税込

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤明日香