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田中田式小料理の中から山本さんお気に入りの隠れた名品をご紹介!
ここでしか味わえない田中田大将の自信作「牛すじ煮込み」
「ごまさば」や「ポテトサラダ」といった田中田と共通の名物もそろう中、この店でしか提供されていないのが「牛すじ煮込み」だ。門外不出のレシピによって牛の旨味が凝縮されており、幅広い銘酒に合うと評判である。
山本さん
旨味抜群で何のお酒にも合います。七味をたっぷりとふりかけて。
最上級の小料理と銘酒で、確立された最適解の相乗効果を味わうのではなく、居酒屋で過ごすように味の組み合わせをあれこれ模索するのが「酉卯」の粋な楽しみ方。常駐しているソムリエと会話を弾ませながら、一期一会の味のハーモニーを堪能してほしい。
感嘆の声が漏れる、芸術品のように美しい霜降りの「特上馬刺」
山本さん
熊本名物の馬刺も新鮮なものが食べられます!
霜降り肉の時点で1頭の馬からわずかしか取れない希少部位だが、その中でも特に柔らかなロース肉だからこそできる厚切り。歯切れの良い絶妙な弾力を楽しむほどに、生肉ならではの旨みと甘みが口いっぱいに広がる。
大人の遊び心を刺激する「激うま海苔」とシャンパンのカップリング
山本さん
これがつまみにもまた良いです。
収穫期のはじめに取れる新芽の海苔は「一番摘み」と呼ばれ、一般的に流通している中では最上級なのだが、それ以上を追い求めるのが田中田流。有明の海苔漁師に依頼して、新芽が出る前の原草を一旦冷凍保存し、収穫期の終わりに海に戻すことで、特別な「一番摘み」の海苔を仕入れているという。シャキッとした食感、磯の香りが豊かで旨味も力強く、ヴィンテージのシャンパンにも引けを取らない格がある。
福岡にある人気フレンチのシェフから伝授された「40年前のプリン」
山本さん
〆の後の、〆にもぴったり。
「田中田ビーフカレー」や「RAN&RAN(いくら&卵黄)」といった田中田名物のご飯物で〆た後、さらにデザートで〆るという山本さん。お気に入りの「40年前のプリン」は、食べログでも3.69の高得点を獲得する福岡の人気フレンチ「食堂セゾンドール」の前山仁シェフがおよそ40年前に考案したものだ。
西麻布らしい優越感と居酒屋のワクワク感を兼ね備える「酉卯」。最後に、深夜2時30分まで営業していることも特筆したい。美食の街である西麻布といえども、丑三つ時までこのクオリティの食事にありつける場は貴重だろう。贅沢を知り尽くした大人が行き着くのは、こういう夜の隠れ家なのだ。