朝も昼も夜も。メインディッシュにサラダを食べたい現代人のために捧ぐサラダ連載。第6回となる今回は、2017年11月3日にグランドオープンしたばかりの東京・六本木「.RAW」へ。店名にもなったRAW(生、非加熱)、なんと、厳選したオーガニック野菜を一日中食べ放題&詰め放題できる「サラダビュッフェ&デリ」なるメニューがあるというのだ。

主役はサラダvol.6 ~「.RAW」~

 

六本木駅3番出口を出て、芋洗坂を下って行くと徒歩数分で「.RAW」に到着。写真左側に見える温室の中では、六本木生まれの無農薬スプラウト(発芽野菜)たちがすくすくと育っているというから驚きだ。

 

 

店内は広々と開放的で、とても明るい。カウンター、テーブル、ソファー席の他に、子連れでも利用しやすいようにキッズ用の椅子も用意されている。朝の時間帯には、3,000円で参加可能な日本語ヨガクラス(月・水・金・土)、英語ヨガクラス(火・木・日)からなる「モーニングヨガ」も実施しており、プラス600円でサラダビュッフェも楽しめるという。

入り口すぐ、30種前後の食材がお出迎え!

 

店内に入ると、30種前後の新鮮野菜たちが出迎えてくれる。ケール、ビーツ、フェヌグリーク、赤・緑・黄色レンズ豆など、家庭では揃えるのが難しい種類の野菜や、アマランサス、ダルスを始めとしたスーパーフードなど、体を気遣う人や美容を気にする女性に嬉しいラインアップ。メインのサラダビュッフェ&デリは、朝8:00〜10:30は900円、10:30〜21:00は1,100円で楽しむことができてしまうのだ。

初めての味!生まれも育ちも六本木のスプラウトに感動

 

ここでしか会えない味として注目は、なんといっても店舗併設の温室で育ったスプラウトたち。ミネラルの含有量が高く、“地上最強のデトックスフード”といわれるウィートグラス、そば(写真上)、ひまわり(写真下)など、珍しいものばかりで野菜好きにはたまらない。

 

 

こちらが食べ頃サイズに育った、ひまわり(写真左)とそば(写真右)。「好きなだけ詰め込んでいいですよ!」というオーナーの藤原さんのお言葉に甘え、専用の容器にモリモリと野菜を詰め込んでいった。

ドレッシングも全て自家製。ひと手間加えたその味はどれも野菜との相性バツグン

 

約10種類あるドレッシングは全てお店で手作りの自家製。特にオススメなのは、ごま、オリーブオイル、唐辛子、レモンなどをブレンドした「スパイシータヒニ」と、ニンジンの甘さと生姜のスパイシーで濃厚な風味を楽しめる「キャロットジンジャー」ということで、贅沢2種類がけを敢行!

 

 

まず驚いたのは、六本木産スプラウトの個性あふれる味わい。中でも、ひまわりの芽のナッツのようなコクのある風味があまりにも美味しくて、家庭栽培を考えるほど。砂糖の甘さに頼らず作られた自家製ドレッシングは、濃厚なのにさっぱりしていて、野菜がどんどん進んでしまう。

 

 

 

サラダはプラス400円でドリンクセットにグレードアップできるということで、「ケフィアソイミルク」(単品500円)をチョイス。りんご、バナナ、ストロベリー、パッションフルーツなど数種類のフルーツの中から好きな物を選んでミックスしてくれるのも嬉しい。また、ローフード以外に、玄米や全粒粉のトルティーヤなども好きなだけ食べることができるので、朝ごはんやランチ、健康に気遣う人の夜ごはんにも最適。

 

サラダ好きならきっと毎日通いたくなる。この冬最注目のサラダ専門店で、体の中からヘルシー化を目指してみては?

【今週の話したくなるサラダのハナシ】

タンパク質、ビタミンやミネラルを多く含む海藻「ダルス」。その栄養素はケールの2倍もあるのだとか。塩気のある風味が、海のベーコンと呼ばれることも。