〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

とんかつ じゅうろく(東京・田原町)

ジェームズオオクボ
出典:ジェームズオオクボさん

2022年9月に田原町駅から徒歩3分ほどの場所にオープンした「とんかつ じゅうろく」は、食べログ そば 百名店にも選ばれている浅草の人気そば店「浅草じゅうろく」がプロデュースしたとんかつ店です。

店主の中村 郁(かおる)氏は、かつて西麻布にあり土鍋ご飯が人気だった「つくし」の出身。とんかつと一緒に食べるご飯への期待も高まりますね。

TOMIT
出典:TOMITさん

とんかつに使用する豚は北海道産の日高四元 神威豚。黒豚の血統を含む四元豚で、ロースはオレイン酸を多く含み、融点が低いため、とろけるような旨味と甘味が楽しめます。キメの細かいヒレは、柔らかく、黒豚由来の濃厚ながらさっぱりとした赤身の味わい。とんかつは網の上にのせて提供されるため、衣がずっとサクサクなのも、うれしいですね。トマトベースの自家製ソースもいいですが、山葵と塩で食べるのもおすすめです。

メニューは「じゅうろくのひれかつ定食」(200g・2,300円)、「大ひれかつ定食」(300g・3,300円)、「ロースカツ定食」(2,300円)。

ジェームズオオクボ
あきたこまちのご飯   出典:ジェームズオオクボさん

定食にはご飯と漬物、赤出汁の味噌汁がつきます。羽釜で炊くご飯は、宮城産の「ひとめぼれ」や富山産の「こしひかり」、秋田産の「あきたこまち」など、日によって変わるようです。ツヤツヤでふっくらとしておいしいと好評のご飯は、1杯までおかわり無料。キャベツにかける胡麻ドレッシングもおいしく、「できるなら買って帰りたい」という人がいるそうですよ。

ジェームズオオクボ
玉子焼き   出典:ジェームズオオクボさん

サイドメニューには「玉子焼き」300円、「ポテトサラダ」500円、「きんぴら」300円、「京揚げと小松菜のおひたし」300円などがあります。甘めの味付けの「玉子焼き」はご飯との相性も良いので、おすすめです。

店内にはカウンター席とテーブル席が1卓で、一人での食事にも入りやすい雰囲気。観光地の浅草からもすぐなので、散策の後にもおすすめの新店です。

食べログレビュアーのコメント

417林檎班
じゅうろくのひれかつ定食(200g・2,300円)   出典:417林檎班さん

『注文したのは「じゅうろくのひれかつ定食」(200g・2300円)
豚肉は北海道産ブランドの「日高四元 神威豚」を使用。
店主さんの説明によると、鹿児島界隈の黒豚血統も入っているそう。

やたら厚みのあるヒレカツは柔らかくジューシー!
その分厚さにも関わらず、バクバクイケちゃいます。
旨味や肉汁が身体中をほとばしり、あっという間に完食。

独特の自家製ソースもさることながら、個人的には本山葵&塩の組み合わせが最高!
ご飯や赤出汁・お新香も合格点。新参者ながら、流石じゅうろく系といったところでしょうか。

またデザート代わりに食べた玉子焼は甘く濃い出汁が自分好みでツボ。
食後の満足感を引き立てる名脇役ぶりを発揮というか。』(417林檎班さん)

ジェームズオオクボ
じゅうろくひれかつ定食(2,300円)   出典:ジェームズオオクボさん

『今日は「じゅうろくひれかつ定食」2300円を注文しました。
あと、玉子焼きとポテトサラダ。玉子焼きは甘めの玉子焼きです。

ヒレカツ200gでもボリューム満点で、うまくふわふわに揚げています。
冷めてくるとしまってきて、歯ごたえある感じになります。

羽釜で炊いた秋田こまちが美味しいです。
なめこの赤だし。

一品料理が美味しいので、今後、夜の展開が面白そうです。』(ジェームズオオクボさん)

※価格は税込。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤 明日香